悪魔との日々
そののち、2001年から2013年ごろまでだろうか?
なっつんは「見えない何か」にひたすら飲み込まれていた。
人はそれを「想像恋愛」とか「恋愛妄想」とか言うんだろうけど、当人にとってそれは覚せい剤のようなもので、その猛毒と依存性にとにかく苦しめられていたのであろう。
なにせ「見えない誰か」とひたすらしゃべり続け、それ以上の関係を結び、そしてありえもしない将来を誓い合うっていう、傍から見たらむなしく、痛い行動に過ぎないそれなのである。
いったいなっつんはその「見えない何か」と何を語り合い、何を共有し、何を思っていたのか?
自分自身の人生の虚しさ、そして何かを求めて自分の中で苦しんでいた結果がその「妄想」という悪魔の発生源だったのは言うまでもないだろう。。。