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難しい、チャレンジングなご要望は、「納豆造りを進化・深化させる宝物」です

先日の菅谷食品では、手盛りさん総出で、これまでに全く取り組んだことのない納豆造りをしました。

それは、新しい大豆を使うとか、初めての納豆菌を取り入れるとか、知見のない食材を組み合わせるとかいう類のものではありません。今までは人の手でカップに盛り込んでいた納豆を、機械で盛り込むというものでした。つまり、人の手では対応できないくらい、膨大な量を造る必要があったのです。

その納豆は発酵をする前から大豆のネバつきが気になるくらいくっつきの良い商品なんです。機械で盛り込むときは、画像のように大豆をカップやパックに盛り込んでいくのですが、「あの納豆、滑り落ちないんじゃない!?」という不安がありました。また、人の手で盛り込んでいる際にもカップの内側に大豆の破片がくっつきやすいなど、機械にするとなんか困るんじゃないかという点が多々想像されたのでした。

斜めに設置するプレートを振動させて納豆を落としていきます

さて、当日を迎えてみたら、意外にもスムーズに事が進んだのです。想定していたようないくつかの点はその通りになりましたが、「あれ!?機械でも造れるじゃん!!」という小さくも大きな成功体験を得たのでした。(これは多分に納豆造りのプロ精神を持つ手盛りさんの力あってのものです)

このように、難しい要求にも柔軟に対応し、色んな制約の中で技術を向上させたり、新しい製品を開発したりする姿勢は、モノづくりをより楽しく、有意義にするなあと感じました。

調べてみると、、、1000分の3ミリという、他の追随を許さない精度の金属加工を手掛ける武田金型製作所さんが、インタビューで面白いお話をされていました。

本当に難しい設計が来ることもある。『武田(金型製作所)さんならできますよね』なんておだてられて。作っちゃうけどね(笑)

「魔法の金属」作った町工場のスゴワザ
1000分の3ミリの技術、中国との競争(https://change.asahi.com/articles/0027/)

難しい、チャレンジングなご要望は、納豆造りを進化・深化させる宝物ですので、今後も前向きに取り組んでいきたいなと思います!

量に関係なく、「こんな納豆は造れないか?」というお気持ちがありましたら、お気軽にお問い合わせください。



菅谷食品は、第27回全国納豆鑑評会まで全14回受賞!受賞回数だけでも「国内最多」の納豆屋さんです。

ひきわりは第22回大会から6連覇中!

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