ことばのとりかた

公衆電話にテレホンカードや十円玉を何枚も持って会話する時代から、携帯電話で自由に電話できる時代になり、そして今LINEやTwitter、Instagramなど文字だけでリアルタイムの会話ができるようになった。
面と向かって会話をすると、顔の表情や声のトーンで言葉の意味がなんとなくわかる。
私が最近思うのは1文字の違いで相手に違った意味で伝わり、相手を不愉快にしてしまうということだ。

「 〜がいい」「〜でいい」

例えば、何が食べたいか聞いた時に「〜でいいよ」って言う人
「〜でいい」って何?別にそれが食べたいわけじゃないけどてきとうにそれでいいかな、ってこと?

「〜がいいな」って言う人
今それが食べたいんだね!じゃあ一緒にそれ食べに行こうね!って楽しい気持ちも美味しい物も共有できる気がする。

言葉を受けるこっち側が気持ちよく感じるのは「〜がいい」のほうだ。
「〜でいい」は妥協じゃないか。
自分は〜がいいけどあなたは何が食べたい?と聞いた時も、じゃあ〜でいいよと。
なんか嫌だ。

ずっと引っかかるこの、〜がいい、〜でいい問題
相手が悪気もなく使っていても、こっちはとても腹立たしい。

何食べたいかの話をしていたけどその日本語が気になりすぎて食べ物のことなんてどうでも良くなってしまう。

あなたはラーメンでいいのね?
私はステーキでいいよ。

どうですか?

私がおかしいのだろうか。

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