思いやりとして失敗を笑う

先日、某姉(全くぼやかせてない)が、家にカバンを忘れるという失敗をやらかして、うち(実家)にやってきた。
まあ、細かいことは置いておくけど、財布もスマホもなく、さらに家にも入れない、という状況になってしまったようで、助けを求めてやってきたのだった。

会社になんとか連絡もついて、あちらの電話口も大笑いだったらしく「よかったー」と言っていた。まあ、とりあえずはなんとかなって「なにやってんのよ」と大笑いで落ち着いたのだが。

人の失敗を笑う。
なんかそれだけ読むとあんまりよろしくなく見えるけど、ことこういった「うっかり」かつ「そんなに被害がない」ことに関しては大いに一緒に笑った方が良いよなぁと思った次第。
そこにたどり着くまでは本人もさぞ大慌てして、焦って冷や汗をかいて、困り果てたりしたんだろうけども、一緒に笑うことでそれはなんとなく楽しい記憶にすり替わっていくような気がするのだ。
小言を言うよりは、一緒に笑う。そんな思いやりもある気がした。

ちなみに、失敗してくれる人がいるから解決策も考えられるのだなぁ、とも思って、果たしてどう対処すればいいのか、を考えてみたけれど、全く思いつかず…。
結局「確認して忘れない」に勝るものは無い、という結論に至ったのだった。


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