皆もうバレンタインなんてどうでもいいのだ
ものすごい人である。
バレンタインデーが近づくと百貨店で開催されるチョコレートが大集合するイベント。
朝も早くから大行列が出現する。
有名パティシエや人気ブランドの限定品やら何やらをみなさんたくさんお買い求めで、紙袋が両手にいっぱい。
そりゃ美味しいんだろうなあ。そしてお高いんだろうなあ。
チョコレート好きだけど、コンビニのチョコで十分だ、と様子を眺めて思う。
なにしろ並ぶ気力も予算もなく、味にもそれほど敏感でないので・・・。
元々は、この時期にやるくらいだから、当初はバレンタインにプレゼントする需要の想定で始まったんだろうけど、どう見てももうそんなことどうでも良さそうだ。
ただただ、日々ものすごく情熱をかけて作られているであろう、新しい、美味しいスイーツをみんな食べてみたいのだ。
まあ、そもそも、バレンタインとチョコレートも関係なくて、お菓子屋さんがうまいことチョコレートをプレゼントする習慣を作ったんだもんな。
そしてそれがさらに、ただただチョコレートを楽しむイベントに変化したのだな。
世の中何がどうなるかわからないよね。
クリスマスのケーキとかチキンもそうだし、恵方巻きとかも多分そうだろう。
結局みんなおいしいものを食べる理由が欲しいのかもしれない。