短歌「どこもかしこも」

 こんにちは、秋月祐一です。

ぼくの新作を発表するに当たって、
こうさきからのメッセージを紹介します。

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「夏と秋」をご覧のみなさま、こんにちは。こうさき初夏です。

今回の秋月のポルノグラフィ短歌を最初に見せてもらった時、
この作品が公表されないことを強く願いました。

しかし３日ほど経ち、考えを改めました。
これは、私が激しく感情をゆさぶられたように、
多くの読者に対して開かれるべき文学作品であり、
秋月が新たな境地への挑戦をおこなった、
意欲作と呼ぶにふさわしい新作であると思い直したからです。

このようなテーマを扱うことに関しては、賛否両論あると思います。
それでもなお、私自身が短歌の読者として、歌人見習いとして、
文学のはしのはしのはしの方に身を置くものとして、
とても驚きました。「短歌でこんなことができるのか」と。

この連作の最初の読者として、
より多くの方々の目に留まることを、願っております。

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＊１０月に発表予定の新作を先行公開中。
　ここでしか読めない２首も増補しました。
　（全１２首）