見出し画像

文化庁 ARTS for the future! 

Twitterを見ていると、前回の文化庁の継続支援金の時に、いろいろ情報を共有してくださってる方はやはり今回もいち早く着手しているようで情報を書いてくださっている。ありがたい。私のように中途半端な人は、下手に間違ったことを書いてはいけないからあまり呟かないようにしているのですが、ここは私のメモ帳みたいなものなので一応、書いておく。

申請しました。本日(5月18日)

その前に、すでに長年任意団体であるということ。口座があるということ。で、新規とはちょっと違ってきます。ただ、収支計画自体はどのかたも共通するだろうから、私がまとめたときに気をつけたことだけ書いておきます。(でも、私が気を付けたくらいはきっとどの人も分かり切ってると思うので、ほとんど参考にはならないでしょう。ということで、やっぱり私のメモ帳がわり)

税抜きで記載しないといけない。でも、まあ今のところはざっくりで問題ないと思うので例年の事業のものはわかる範囲で正しい数字に近い切り上げた金額を記載。

税抜きということは、ありがたく文化庁からいただけたとしてもそこからざっくり1割は消費税で引かれてしまうということ。それを収入から引くんだな(チケットの売り上げから)ということを念頭に計画する必要がある。

出演料も源泉徴収や消費税分は自分で払う(源泉徴収は主催者が払うのは基本なのですけどね)ことを計算に入れて収入を本当にきちんと見定める。(だって絶対収容率50%のままで1年終わりそうだから)

つまりは全額あげます!と文化庁様が言っていても、やはり満額ということにはならないよ、、という認識をきっちり持って、法人税、消費税、源泉、さて、どのくらい引かれて、自分に出演料演出料や企画料などをつけたとしたら採算取れるかを見定める。これ、大事。大きすぎても変。正当なきっちりした理由づけされた数字を当て込んでいかないとダメ。その上で、きっちり収入もないと採算性の取れない事業になってしまう。そう。まあ、今年は何をやっても採算性は取れないから文化庁からお金をいただけるのであるが、自分のモチベーションというか、来年、再来年にどうつなげるかも考えた上で計画を立てたほうが夢があるよね。言うは易しで私もそうは思っても、ビビリなのでそんな壮大なこともせず、淡々と数字を積み上げてパズルのように誰にどのくらいに行き渡るか、ということをしました。

そして私の申請の事業はほとんどが「すでにやるつもりでいた事業」だったりするので文化庁からお金をもらえるから計画するものではないのです。(つまり今年はそれなりの赤字の1年になる覚悟でやってきていた)

ということで、目先に囚われず、なるべく、仲間と関係者に広く行き渡るよう、今後に繋がるよう、未来を明るくできるよう(と、ちょっとそれはカッコつけすぎだけど)やっていきたいし。本当は、あまり絡んだことがない若手の人たちも巻き込みたかったんだけど、5月24日の第一次を出して、結果が6月だと、もう仕事が入っちゃってる人もいるだろうし、半端にこちらが仕事を依頼したらその後、レギュラー的な関係者の仕事が同じように文化庁からお金もらえたから〜って依頼がきて困っちゃうと申し訳ないなとか、先の先まで考えて声かけるのはやめてしまった。あと、正直、この数年は本当に全員が生活かかってるから、先に受けた仕事、、とはいえ、金額が大きく違ったりツアーだったりこっちよりすごい大御所の仕事の依頼だったら、私も、「そちらをどうぞ」と言ってあげたくなったりするだろう。と、思ったりもする。音楽の仕事って一度、受けそびれるともう回ってこないこともあるよね。そういうの、親の仕事ぶりを見てて思うから。今は、本当に食べるの大変っていう人たくさんいるだろうから何ともなぁ。。。

ついついお母さん目線になってるよ。。。

が、とりあえず、こういう事務作業を厭わず、比較的好きでやれる人がやらないといけないんだろうなと思うと頑張ってみたりしてます。もし決定されても一部的な金額を先に頂けたとしても早くて9月だそうです。ほとんどの任意団体は600万までですから、まあ、満額の600万で申請した人の場合は、自分で400万くらいまではぽんっと出せないといけません。お金もある程度あって、肝が座っていて、計算もできて、うまく場を回せるように、、でもまあ、面白いよね。

(と言いつつ、修正依頼が来るんじゃないかとドキドキ中ですが)

また経過報告いたします。

追記)
満額採択されました。事業での収支はあまり良くはありませんでしたが(集客率50%でしたから)赤字は回避できました。ありがとうございました。
行政書士、税理士に頼らず全て自分でネットの情報等で学んだだけで書類を作成しましたが、だいぶ慣れてきました。地元の税理士の無料勉強会参加、ネットワークによる行政書士のアドバイス講座などで学んだことが大きかったようです。今後は事業経営でいかに中期計画通りできるかを考えつつやっていきたいです。

いいなと思ったら応援しよう!

石田美也:Country Music Lab
よかったらサポートをお願いします。いただいたサポートは、次の音楽活動に使わせていただきます。どこかで歌を聞いていただけたら嬉しいです。