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【英語じゆう研究】Thank you for~
今日は「動名詞」のおさらい
動名詞(どうめいし)とは、動詞に「-ing」を付けた形で、名詞として使われるものを指します。動名詞は、文中で主語、目的語、補語などの役割を果たすことができます。
動名詞は、行為や状態を表す名詞的な役割を持っているため、動詞と名詞の特性を併せ持っています。
なぜ動名詞の話を始めたかと言うと、こんな記事を見かけたのがきっかけです。
まずは結論。法則をまとめるとこんな感じ。
Thank you for ~という文章を作るときは……
▶名詞形がある場合①:「your + 名詞」
例: Thank you for your correction.(「あなたの」訂正に感謝します)
▶名詞形がある場合②:「~ing(動名詞)+(誰に)」
例: Thank you for informing me.(「私に」知らせてくれてありがとう)
▶(名詞形がない)動詞の場合:「Thank you for ~ing(動名詞)」
例: Thank you for coming.(来てくれてありがとう)
ではどうしてそういう理解に至ったかというお話が、以下にだらだらと続きます。最近はChatGPTと問答しながら自分の理解の整理をしているので、その様子をご紹介。ちなみに私の理解とAIの回答なので、信用しすぎてもいけません。裏付け捜査はご自分でよろしくお願いします。
私の英語学習のお友達、ChatGPT4o-miniちゃんに聞いたところ、こんなお答えが。
「Thank you for your correcting.」が誤りである理由は、英語の文法において「correcting」が動名詞(gerund)で使われる場合、通常は「your」を使わずに名詞として表現する必要があるからです。
正しい表現は次の通りです:
Thank you for correcting me.(あなたが私を訂正してくれてありがとう。)
Thank you for your correction.(あなたの訂正に感謝します。)
このように、動名詞の場合は「your」を使わず、名詞としての形を用いる必要があります。
Thank you for your coming.という言い方ならできる?
その通りです!「coming」は動名詞として使われており、自然に「your coming」と言うことができます。一方、「correcting」は動名詞ですが、「correction」という名詞が存在するため、通常は「your correction」を使う方が一般的です。
まとめると:
Thank you for your coming.(あなたの来てくれてありがとう。)→ 動名詞として自然
Thank you for your correction.(あなたの訂正に感謝します。)→ 名詞としての形を使う
このように、動詞によっては動名詞で自然に使えるものと、名詞形を使う方が適切なものがあります。
言ってることはわからんでもないけれど、もうちょっと整理したい。
つまりは、「動詞か名詞かを判断する必要があるってことかな?」と聞いてみました。
はい、その通りです!動名詞が使われる場合、その動詞に対する名詞形が存在するかどうかを判断することが重要です。
・動詞が変化した動名詞: 例えば「coming」のように、動詞の形がそのまま
名詞としても使える場合。
・名詞が変化した動名詞: 例えば「correcting」のように、元の動詞「correct」には名詞形「correction」があるため、名詞形を使うのが一般的
です。
この判断によって、適切な表現を選ぶことができます。動名詞を使う際は、元の動詞の名詞形があるかどうかを考慮すると良いでしょう。
そんでもって、ここで例にあげた「Thank you for your coming.」も英語表現としてはあまり自然でなくて、正しくは「Thank you for coming.」。yourがつくときってどんなだろう?Thank you for your advice.とかかな?と聞いたときの回答。
「Thank you for coming.」が正しい表現です。「Thank you for your coming.」も文法的には間違いではありませんが、あまり一般的には使われません。自然な会話では「Thank you for coming.」の方が好まれます。
はい、「Thank you for your advice.」は正しい表現です。「Thank you for advice.」も意味は通じますが、一般的には「your」を使った方が自然です。したがって、「Thank you for your advice.」がより適切です。
私はしばらく英語の考え方が理解できなくて前置詞あたりを一生懸命学んだ時期があって、「あ!」と思ったのですが、以前だったら、「なんでThank you for advice.」はダメなの?と思ったところです。今ならわかるぞ~
「your」は所有格の一種で、名詞が「あなた」に所属することを特定するための言葉です。だから、必要か不要かは、以下のように考えるわけですね。
動名詞: 「coming」や「reading」は行為そのものを指し、誰の行為かは文脈上明確なため、所有格(your)は不要
例: Thank you for coming.(来てくれてありがとう)
名詞形: 名詞形の場合は、その名詞が特定の人に帰属すること(誰の行為か)を示すために所有格が必要
例: Thank you for your advice.(あなたの助言に感謝します)
あー、スッキリした!
というわけで、Thank you for reading!