26歳1人旅日記〜長崎編②〜
長崎旅行2日目、
5:30に起床。
基本的に、私は朝方の人間ではない。普通の平日なんかはギリギリまで寝たいタイプだし、布団の中でぐずぐずするのが大好きだ。
だが、旅行の時は早く起きて活動したい。人が少ない時間帯にうろうろするのが好きで、それは人混みを避けられるという理由もあるが、人がいない方が非日常感が強くなる(気がしてる)から。
誰かと一緒の旅行ならば相手の起きる時間に合わせるが、1人であれば自分だけ早起きしても誰か起こす心配もない。早起きし放題である。
2日目は、ひたすらに歩く日にした。
題して、「長崎の坂を思う存分歩きまわる日」!
と、言うのも、実は私の長崎へ行ってみたかった理由第一位は、「坂がたくさんあるから」なのだ。
(坂への憧れは自分でも不思議なのだが、普段住んでいる街が起伏がないからかもしれない。機会があれば深掘りしてみたい)
ネット調べてみると、有名な坂がいくつかあった。せっかく行くなら登れる坂は全部登ろうと、目的に向かう合間のルートに盛り込むことにした。
(坂を登りまくるなんてしんどい旅のルートが組めるのも、1人旅の醍醐味である)
2日目最初の目的地はグラバー園。
オープンの8時を狙って路面電車で向かう。
路面電車を降りて、グラバー園に向かう坂はオランダ坂といい、石畳で、建物も街灯も西洋情緒漂う綺麗な道だった。
園の近くでちょっと待ち、オープンと同時に園内へ。
自分の前に1人女性の方が入られて、私は2番目だった。
グラバー園自体も傾斜があって、エスカレーターを使って上まで上がる。
グラバー園は、その建物の美しさもさることながら、園内からの景色が最高だった。
見晴らしが良く、海辺の景色がよく見えた。
天気も良かったので、ベンチに腰掛けてぼ〜っとしたいなと思ったが、次があるので後にする。
(ところで、グラバー園最後、お土産ショップがある建物と併設して、長崎のくんち祭りに関するビデオ上映と展示をやっていた。ここもなかなか見応えがあるのでオススメ(建物の中なので空中管理抜群なのもポイント))
次はお隣の大浦天主堂へ。
教会なので中は撮影禁止だったのだが、とにかく中のステンドグラスが綺麗だった。晴れてたこともあって、キラキラ〜と色とりどりの光が差し込んで幻想的だった。
朝早くに行ったからか、そこまで人も多くなく、
座ってステンドグラスを眺めるのは、至福の時間だった。
さて、午前中に周りたかったところは回れたので、本格的に坂散策をする。
Googleマップを頼りに回ろうとしたのだが、いかんせん方向感覚がよろしくない私は苦労して、”とりあえず歩き回る"という力技にでた。
無駄に坂を登ったり降りたりしたが、楽しかったのでよしとする。
(そしてこれが出来るのが一人旅の利点!)
次は、長崎孔子廟中国歴代博物館へ。
奥には孔子の博物館などもあり、見応えが多かった。
台湾で訪れた寺に構造が似ていて(多分当たり前)、中華系の歴史や建造物についても勉強してみたいな〜なんて思ったりもした。
午前中の旅はここで終わり。
(まだまだ歩く)