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特別なミートボール弁当
【チャンさん年少の頃】
お弁当を作っていると、チャンさんが味見に訪れた。
ごめんちょっと今日のミートボールしょっぱいかも、と前置きして一口あげる。
すぐさま水をガブガブ飲み、口を押えながら『おいしー』と言うチャンさん。
え?本当なの?チャンさん?!
…そんな母を気遣う健気な息子を目の当たりにして、す、すまん…と思いながら作り直す時間もなく…
そのまま、お弁当にポン!ミートボール、ポン!
持って帰ってきたお弁当箱は綺麗に空っぽ。
そして、幼稚園の先生から『きょうぼくのお弁当は特別なの~』とお友達に自慢していて可愛かったというお手紙が。
え?本当なの?チャンさん?!
ある意味、いつもとは違って刺激的なお味で特別だったのかな…。
でも、自分が作ったお弁当を嬉しそうに自慢してくれるなんて、毎日ほんのちょっとだけど早起きして作っている甲斐があるってもんであります!
母さん、味付け、気を付けるね!!