星雨の詩
夜空を翔る光の筋が数多翔る
僕の隣にいる君は瞳を閉じて両手を組む
いつからか星は夜を照らす輝きに留まらず
願掛けの対象になっていた
僕も君も少しずつ
大人になった証拠なのかな
弱さを知った証拠なのかな
仰いで手を翳し
背伸びしても届かない
宙を瞬く光には
だから君は祈りを捧げるんだね
星が流れる いつも通りの夜に
星が流れる 君と過ごす夜に
僕の願いは半分くらいは叶っている
君の願いが
君の祈りが
君のゆめが
叶うといいね
叶うように僕が寄り添うから
僕の願いは
僕の祈りは
僕のゆめは
君と笑う
君と過ごす
君の隣にいる
それらがずっと続きますようにと
君に倣って両の掌を触れ合わせる
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