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普通の人でもなれるもの

自己啓発的にYouTubeをみたり、ビジネス本を買って読んでいる人は多いだろう。

最近はさらにこのジャンルが熱を帯びているように感じる。

もし自己啓発的な行動でこのジャンルが熱を帯びているとすれば、かなり多くの人が今よりも人生をよりよくしたいと思っていることになる。

これはその通りだと思う。

だって誰しも「今よりもより良くなりたい」と願うものである。

行動するかどうかは、その人次第だけど。

僕もビジネス本も読むし、YouTubeも見る。

でも、少し思うことがある。

「それって普通の人ができることなのか」と。

こんなことを言ってしまうと、身も蓋もないと感じる人もいるかもしれないが、人気になっている「たった○ヶ月で年収5000万円になれる方法」などというものは果たして普通の人ができることなのだろうか。

僕はできる人もいるとは思うが、普通の人ができる再現性が高い方法だとは思えないのだ。

もちろんやってみなくてはわからないことなんていっぱいあるから、何事も挑戦してみるのは大賛成だ。

しかし、このようなことを変に理解してしまうと何の理解もないまま「1年後までに年収5000万円を目指す!」なんてことばかりいうようになる。

年収5000万円になって何をするつもりなのかも、どんなふうにお金と向き合っていくのかも、将来のことなども度外視して、ただただ年収いくら稼ぐんだなどというようになってしまう。

大切のなのは、自分がどうなりたいかだ。

具体的にするなら1年後、3年後、5年後(あるいはもっと先まで)の自分がどうなっていたいかを思い描くことである。

本当にそこで年収5000万円が必要なのだろうか。

そこがぼやけている状態で仮に年収5000万円になったとしたら、「年収5000万円達成したけど、私は何がしたかったんだっけ」となるのは至極当然のことだ。

ビジネス本だろうがYouTubeだろうが、年収5000万円になっている人は、何かしら目標が明確にあってそれを達成してきた人たちだ。

恐らく年収なんておまけみたいなもので、年収5000万円の彼らとその年収の大きさにだけ惹かれて真似事のように「目標は年収5000万円です」などと言っている人では、同じ5000万円でも見え方が全然違うはずだ。

この感覚は今の普通の状態からはかけ離れていて、自分の1年後、3年後、5年後の延長線上に自分自身さえも想像できなくなってしまう。

だから、ビジネス本やYouTubeで言っているようなことは普通の人はできないのではないかと思ってしまうのだ。

彼らが間違っているとも思わないし、僕も彼らの考えから学ぶことも多い。

でも、彼らの話を聞いて実行する人は1割だし、その中で結果を出す人はその中のさらに1割だと思うと、本を読んだり動画をみたりした人の9割9部は結果まで辿りつかないようになるのだ。

そこで挫折して立ち直れなくなる致命傷を負う人だっている。

だから、妄信するよりも前に自分がどうなりたいかを明確に思い描くことが大切なのだ。

その上で、本でも何でも使えそうだなと思ったら使い、時には考えの助けにしていけば良いのだ。

こうすれば普通の人が徐々に普通でなくなっていくのである。

僕はこちらのアプローチの方が特殊解よりも、何倍もの価値があると思うのだ。

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