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デジタルネイティブがインターネットから離れてデジタルメモだけ使ってみた

デジタルデトックスを思い立ちました。
今これをポメラDM-250で書いています。ポメラとは、簡単にいえば小型ワープロ端末です。

物心ついた頃には、すでにワープロは消えており、パソコン時代になっていました。

いわゆるデジタルネイティブです。

これまでインターネットの便利さを享受してきましたが、同時に、困ったなと思うこともありました。最も困るのは、パソコンでもスマホでも、集中して何か物を書くのが難しいということです。気づけばアプリを開いたりネットサーフィンをしたり……。しかしながら、もう400字詰め原稿用紙に手書きして読書感想文を書いていたあの頃には戻れません。ちょこっと走り書きするにはいいんです。でも、筆記試験なんかでたまに長文を手書きすると、前腕が攣りそうになる。

ポメラは人から勧められて買いました。正直そこまで期待していなかったんですよ、というよくある言い回しは使いません。レビューを読みまくり、めちゃくちゃ期待していました。だって型落ちパソコン買うよりは高いから。

キーボードが打ちやすいらしい、起動が速いらしい、充電の持ちがいいらしい、強制的に集中できる環境が作れるらしい、目に優しいらしい。

届いて使ってみたら、全部本当にそうで、びっくりしています。唯一キーボードとディスプレイの小ささを心配していましたが、杞憂でした。

家のパソコンは、ポメラの10倍くらい大きいディスプレイと、ロジクールの指に優しいゲーミングキーボードをつなげているんですが、なんでしょう、ポメラはまた違う使い勝手の良さがありますね。液晶がなぜ目に優しいのか、技術的なことは知りませんが、まぶしくないです。

起動は電子辞書並に速い。入力速度も速い。漢字変換の精度がすばらしい。(これはポメラじゃなくてATOKがすばらしいの?とにかく良い。)

総じて、さくさく書けるというより、するする言葉が出てくる感じです。

あとは、デジタルメモという名称から想像していたよりも機能が多い。でも説明書を読まなくても使いこなせそう感があります。これは機械音痴にはすごく嬉しいポイントです。

パソコンなんかでも触って慣れろと言われたことがあるんですが、下手に触って変なサイトに飛んだり、設定がガラリと変わったりしたら嫌じゃないですか。デジタルネイティブといっても、周囲にデジタル環境があるのが当たり前だっただけで、コンピュータに詳しいわけではないので。

軽くて小さいので、パソコン持参必須のとき以外は、今度からポメラを持って行こうと思います。

ノートパソコンは1㎏以下の最軽量のものを使っていますが、それでも数冊の本と水筒と充電器と日焼け止めを入れると、鞄が死ぬほど重くなります。

キングジム・ポメラの宣伝文みたいになりましたが、全力でおすすめします!
※追記:ポメラの原稿をQRコードにしてスマホで読み取って、投稿しました。