大祓(おおはらえ)なるもの
鎌倉の鶴岡八幡宮へ
お参りに行ったら、
大祓(おおはらえ)ができる
輪っかがあったので、
くぐってきました〜!
大祓とは?
禊は、「みそぎ」ですね。
じゃあ、禊って?となりますね。
禊は穢れ落とし・浄化のための水浴び、
のことなんですね。
でも、実際には、
夏越の禊(なごしのみそぎ・なこしのみそぎ)、も、
年越の禊(としこしのみそぎ)、も、
「水浴行為」ではないので、
私には細かいことはわかりませんが、
単独で「禊(みそぎ)」といった場合は、水浴びなんだけれども、
「夏越の禊」、「年越の禊」 など別の言葉と組み合わせた場合には、
最初の「大祓」の説明にある通り、
「穢れや災難、また、犯してしまった罪や過ちを祓い清めることを指します」(水浴びだとは言ってない)
ということなのかなーと理解しました。
「夏越の祓」「年越の祓」という言葉もありました。
大祓(おおはらえ)ができる輪っか
と、軽い書き方をしましたが、
茅(かや)という植物でできた輪っかです。
人が通れるような大きな輪っかで、
「茅の輪」といいます。
茅(かや)でできた輪、ですが、
「茅の輪」と書いた場合には、
読み方は
「かやのわ」とはならず
「ちのわ」と発音します。
なんて難しんだ・・・と初めて聞いたときは思いました 笑
どうやって祓うの?
今回、鎌倉の
鶴岡八幡宮で書かれていた説明によると
(そのとおりやったつもり)
茅の輪の手前で、「人形」(ひとがた。にんぎょうではない。)
と呼ばれる、
人のカタチをした薄い紙を、
一枚、手に取ります。
ひとがた。
うわー。これ、
陰陽師が使うと「式神」になるやつだーー!
と思いながら一枚持ちました。
それをもって、
茅の輪を全部で4回くぐります。
1回め、くぐったら左へ回って戻ってきて
2回め、くぐったら右へ回って戻ってきて
3回め、くぐったらもう一度左へ周り、
4回め、くぐったらそのまま前へ進みます。
そして、「ひとがた」で、
自分の体をなでて、
(祓いたい穢れを、
ひとがたで吸い取るというか、
ひとがたに移しているんでしょうね)
そのひとがたを、
「人形をこちらにお納めください」と
書いて置いてある箱のスリットから入れました。
もっと細かくやると?
本来は、唱える言葉があるそうです。
祝詞(のりと)と言ったりしますね。
大祓詞(おおはらえことば)というのが
あるそうで、
それを使うようです。
また、
茅の輪(ちのわ)をくぐるときには、
1回目は左足から、
2回目は右足から、
3回目は左足から、
またぐのだと書いてあるサイトもありました。
(全部で4回またぐのですが、4回目は?と思いましたw)
やってみてどうだった?
なんだか厳かな気持ちになりました。
気のせいだと思いますが、
自分の体をなでたあとの
ひとがたさんがちょっとだけ
重くなったように感じたり。 笑
いや、「今、これに自分の穢れが移ったんだ~」
というイメージが、
先行しちゃってるかもですね 笑
あぁ、この小さな紙が、
自分の罪や穢れの
身代わりになってくれるんだなぁ、
これはこの後、
ご祈祷とかしながらなのか、
何かしらの方法で、
まとめて燃やされるんだろうなあと、
想像しながら、
お納めして(箱に入れて)きました。
「茅の輪(ちのわ)がそこにあって、
ご案内看板があった」ので
何も考えずに
普通にお参りしてきたのですが、
そういえば、「年越の禊」は
本来、年末・12月にやるもの。
それが
新年が明けてからのこの1月にも、
設置してあったのか!
ということに、帰ってきてから
気づいたりしながら。
そして、
「夏越の禊」「年越の禊」
と言われる大祓の、
「茅の輪くぐり」に
前から行きたいと思っていたこと自体を
後から思い出して、
「おおお!今日やったそれがこれやん!!!」
とかいうボケボケっぷり、ながら、
改めてじんわり、
あぁ、お祓いできてよかったなぁと
思いました。
今度は夏越の禊も行ってみたい
(別の神社ででも)ですねぇ。
今日もありがとうございました!
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