
ナンバーズ4で◯◯万円当たった時の話。強”運”がついた秘訣は、まさかのアレ!笑
私は、宝くじ売り場が大好き。
スーパーやショッピングモールの一角にある、あの不思議な小屋。
金やら黄色やら、「金運」をイメージさせるあの色遣い。
前を通ると、ノリノリの音楽とアナウンスが耳に入ってくる。
生前、父はギャンブルも酒も無縁の人だったのだが、唯一買っていたのが年末ジャンボ。
詳しく覚えていないが、結構な枚数を買っていた気がする。
いつぞや下3桁723で当たった時はとても嬉しかった(Natsumi=723)。
私が自分で宝くじを買うきっかけになったのは、数年前のあの日、運命に導かれるように当たったナンバーズ4だった。
その日、私と母はバタバタと準備していた。
目的地は違うが方向が同じだったので、母の車で出かけ途中で降ろしてもらうことになった。
出発時間ギリギリでなんとか2人とも準備ができ、「さぁこれで車に乗り込むだけだ!」となり、愛犬チャッピーに留守番よろしく!をしようとしたその時。
チャッピーがうんちをして、尻尾を振りながら何度も踏みつけ、見事にうんちまみれになっていた。
OMG... (O_O)!!!
真っ白のマルチーズが、まだらな茶色になっとる!!!
ちょーー!
なんで今ーーーーー!!?
勘弁してぇぇぇぇ!!!!
既に時間ギリギリだというのに、まさかのタイミングでアクシデント!
チャッピーをシャワーして乾かして掃除して、2人で協力して最速最短で片付けた。
チャッピーは何食わぬ顔をしていて、相変わらず可愛かった。
ふぅ!!!と息をつく暇もなく、2人で急いで車に乗り込み、母はぶっ飛ばした。
大慌てなシチュエーションは星の数ほどあったが、彼女は無事故無違反のゴールド免許の持ち主だ。
そんな彼女の運転でも、やはりギリギリを過ぎて出ることになったので時間が迫っている。
おまけに夕方のラッシュに巻き込まれ、気持ちだけが焦る。
目的地に差し掛かり、私はまだ時間に余裕があったが、母の予定は既に時間が押していた。
「もうここで降りて!頼むわ!!!」
通常ならロータリーまで行ってもらうが、この時はその余裕がなく焦る母。
いつもとは違う、混んでいる国道の信号待ちで降りることになった。
降りたその時、目の前にあったのが宝くじ売り場。
「買ってみようかな」
吸い込まれるように、明るいライトが差し込む売り場へ。
ほんとうになんとなく手にとったのが、ナンバーズ4の用紙。
「4桁か、何にしよう?
あ、自分の名前Natsumiで723ってよくない?
でもこれ、4桁か。
あ、じゃあ0723にすればいっか!」
心の中でなんとなくそう思い用紙を塗りつぶし、200円払った。
受け取ったくじ券を見てみると、何を間違えたのか
7230
になっていた。
あれー??
私、確かにNatsumiで0723にしたんだけどなー?
なんで0が最後に来てんだ??
…ま、いっか!
前のめりに「Natsumi!!!」と、723を先に塗りつぶしたのかもしれない。
頭で思っているのと手が、違うことをしたのかもしれない。
この不思議な間違いが、思いがけないお金を生むことになったのだ。
『当選ナンバー:7230』
( ゚д゚ )!!!!!!?
なんと!
なんと!!!
私がなんとなく買って間違えたあのナンバーが…
大当たり!!!( ゚д゚ )
信じられずに、手元にあるくじ券と「7230」を何度も何度も照らし合わせた。
1つの狂いもなく、7230で合ってる!!!
数日後、そのくじ券を大事にお財布にしまい、みずほ銀行の当選者専用窓口に行った。
入口、用紙の記入台、カウンター。
お話する機会のあったすべての銀行員さんに
「おめでとうございます!!!」
と満面の笑顔で祝ってもらい、とっても気分がよかった。
これは、商店街の福引きで特賞の高級毛布を当てた時の何百倍も気分がいい(昔からなぜかくじ運がいいので、家族はくじを引く時は私を連れて行っていた)。
その額なんと!
53万円!!!
私は「セット」を選んでいたので、「ストレート」の半額だった。
【当選した日に起きたこと】
①出発直前、愛犬がうんちをして出遅れた
②時間がないのでいつもと違う場所で降りた
③降りた場所が、たまたま宝くじ売場の目の前
④無意識に手に取ったのがナンバーズ4
⑤思いついたのが自分の名前
⑥無意識に0の位置を間違える
⑦やり直さず「まぁいいか」
この不思議な流れにより、私が支払った200円が53万円に変身したのだった。
しかも、その日1回たまたま買っただけ。
ナンバーズは毎日当たり番号が変わるので、1日ズレていたら結果は違っていた。
ちょうどその時母が何かの支払いに追われていたので、半分を母に渡した。
『天国のお父さんが、私たちにまとまったお金を届けてくれたのかな?』とピンときたのだ。
だって、チャッピーは父が友人から譲り受け(私が7歳の時)、父が一番かわいがり懐いていた。
この数年後に虹の橋を渡ったチャッピーの命日も、奇しくも父の誕生日だったのだから。
うんちがつく=「運」がつく
とはよく言ったもので、冗談じゃなく本気でうんちが幸運を運んでくれたのだった!!笑
もちろん幸運のプリンスであるチャッピーにも、大好物のささみジャーキーをたらふく買って帰った。
この日からチャッピーがうんちをし、勢い余って踏ん付けてしまう度に
「お!宝くじ買いに行こか!」
と言いながら笑うのが、私たちの習慣になった。
「うわ〜」と思うことが「やったー!」に変わるなんて素敵!
この数年後にもう一度高額当選(みずほに行く額)したのだが、それはまた別の機会に。
「なぜか」とか「まさか」っていう、イレギュラーなことがある時こそ、何かのお知らせやサインなのかもしれない。
あの時思いがけないお金を私に授けてくださった空の上にいる方々、本当にありがとうございました!
いいなと思ったら応援しよう!
