ブレードランナー リドリー・スコット ハリソン・フォード ショーン・ヤング 惑星移動が可能になった2019年。「レプリカント」と呼ばれる人造人間が謀反を起こし、地球に侵入する。レプリカント専門の捜査官「ブレードランナー」のデッカード(ハリソン・フォード)は追跡を開始する。一方、彼は人造人間製造元のタイレル社でレイチェル(ショーン・ヤング)というレプリカントに会い、惹かれていく。 ストーリー自体はシンプルだった。 明るさは少なく、夜や雨の風景が多かったが、暗さや重さを感じる
パリ、テキサス PARIS TEXAS ヴィム・ヴェンダース ハリー・ディーン・スタントン ナスターシャ・キンスキー 人の心の弱さを大切にしていた映画だった。 トラヴィスとジェーンの心が通じたシーンは、 あたたかくて希望を持つことができた。 ハンターの素直さと逞しさには脱帽。 再び旅に出たトラヴィスの息子だな、と思った。 ナスターシャ・キンスキー(ジェーン) マゼンダのセーターがとても似合う。 強い女性なのか、強がっている女性なのか。 セクシーな大人の女性を演じてい
欲望"Blow up" ミケランジェロ・アントニオーニ デビッド・ヘミングス ヴァネッサ・レッドグレイヴ ジェーン・バーキン 「見て」いるものは現実の世界に「存在して」いると思っている。 でも本当にそうなのか?全て自分が作り出している幻想ではないのか? 見えていないものだって「ある」のではないだろうか。 ラストのテニスコートのシーンでは、主人公と共に「ある」と「ない」の世界をぐるぐると彷徨った。 結局は、自分の見たいものを見ているだけなのだと、改めて感じた。 色彩や人間