2024年11月2週目の日記
2024/11/04
昨日渡した岩手土産を見て父がニコニコしていると母から報告が来る。お土産の正体はホームステイ先の奥さまからいただいた過去の岩手日報と北上市の各種パンフレット。こんな安上がりなお土産もないけど、父にとってはプライスレス。
天気が良いので散歩に行く。信号無視をしようと思ったけど近くにお子さんがいたから自重したのに、親御さんが赤信号のままお子さんの手を引き横断歩道を渡っていった。別の場所でも同じことが続き、なんだかなと思ったけれども、だからといってお子さんの前で信号無視をする大人が良いとは思えないので引き続きお子さんの前では信号を守ろうと冷静に考える。これぞ大人。
帰りにドーナツを買う。普段選ぶのは穴が空いたノーマルドーナツだけど、今日はかなり珍しくクリームが詰まった穴がないタイプのドーナツ。レアチーズケーキをしぼり入れました!みたいな中身でおいしかった。たまにはクリームタイプもいい。
家に戻ってからはひたすら「アイシールド21」を読む。
2024/11/05
終日自宅デー。一歩も外に出ず、仕事をする。先日納品した原稿を取材対象者の方が褒めてくださったそうで、とてもうれしい。
「アイシールド21」を読み終えた。最終巻が出たのはわたしが社会人になった年。それほど昔な感じがしない漫画がどんどん古くなっていく。
たまたまスーパーへ行くたびに安い果物と遭遇し、都度買った結果すてきな果物盛り合わせができた。なんとなく秋。
妹がどら焼き屋さんを世界売上1位にし、シークレットのドラえもんの像をゲットしていた。ゲーム内の季節は3年目の秋に突入したらしい。
2024/11/06
九段会館で取材。営業時代、九段下は営業エリアで毎日のようにうろうろしていたが、こんなすてきな場所があるとは知らなかった。
取材中に過去のメモを見たら「なんとなく生きてる←鼻毛の地毛」と書いてあった。たぶん取材とは関係なく書いたメモだと思うけど、全く意味が分からない。
2024/11/07
パーソナルトレーニングを終えてからパスポートをとりに行き、そのままとんぼ帰り。どうも新宿で時間を過ごす気になれない。
ふと、妹はどら焼き屋さんの2号店を出していなかったか?と思い、確認したらやはりそうだった。うすら寒さを覚えていたら、「本店も4年くらい続けた」という。つまり本店をオープンして4年目に支店を出し、そこからさらに支店を3年間運営したわけで、合計7年間もどら焼き屋さんを経営していたことになる。ぞっとする話。
2024/11/08
仕事を終え、散歩に出て、「マリオ&ルイージRPG」の最新作を始める。マリオもルイージもポップだけど、冷静に考えると2人とも少しお腹が出たイタリア系のおじさん。はて主役級のおばさん人気キャラクターはいただろうかと少し考えたけど、全然思いつかなかった。思いついた人は教えてほしい。
これまでほとんどルイージのことを知らなかったけど、めちゃくちゃ良いキャラクター。バトル中にジャンプしてくるくる回る感じとか、すっとんきょうなルイージセンスとか、呑気で楽しいおじさん。お友達になりたい。
2024/11/09
昨日買った安いぶりの柵、今朝食べたら結構くさみがある。一見すてきな朝ごはんだけど、見た目がすてき=おいしいとは限らないことを再認識。
マリオ&ルイージをやり、程よいところでSwitchのコントローラーの電池が切れたので外に出る。寒くてびっくりした。
初めて皇居のあたりをうろつく。新宿御苑の時も同じことを思ったけど、日比谷公園は背景が高層ビルなのがいかにも都会という感じがする。
皇居は左右の景色の違いが面白い。同じ天皇の住まいでも京都御所とは景色が全然違う。京都の街に建物の高さ制限があることの意味を体感。
夜は大学のお友だちと飲みに行く。会うのは5年ぶりくらいで、2人きりは初めてかもしれない。わたしがこれまで出会ってきた女の子の中でも屈指のチャーミングな子。出会った頃から自己がしっかりあった子だったけど、余計なあれこれが削ぎ落とされてより良い感じになっていた。
人生に飽きる問題、子なし単身者特有の悩みかと思いきや、子どもが3人いる彼女も同じ問題意識を持っていた。今はまだ子どもに手がかかるから忙しいけど、それが落ち着いたときにどうするんだろうと話していて、子どもがいる、いないは関係ない悩みなのだと新たな発見。
子どもを持つ人生を選んだら少なくとも人生に飽きる問題とは無縁でいられたのかもと思っていたけれど、どうやらそうではないらしい。そう知ったことで、わたしはまた一つ今の自分の生き方を肯定できる。