コミュニティの仲間集め、文化づくり、モチベーションの保ち方
昨日はコミュニティをテーマにしたイベントに登壇しました!
「meetALIVE」というTech企業、スタートアップ、クリエイティブカンパニーを繋ぐ・今会いたい人に会えるビジネスmeetup。ツイートの実況中継もあり、ライブ感が楽しいイベントでした。
トークでご一緒したのが、朝活コミュニティ「朝渋」の5時こーじさんと、中央区のご近所会コミュニティなどを運営されている高橋 龍征さん。
私は母親アップデートコミュニティ(HUC)というコミュニティを2年半やっています。
コミュニティ運営にまつわる悩みはどのコミュニティでも共通するものがあるので、たくさん学びと気づきがありました。
こうやって質問をいただけると考えるキッカケになるし、言葉と思考を磨いていけるなと思いました。貴重な機会をありがとうございます。
このイベントでの学びを、実況ツイートを引用しながら、まとめていきます。
コミュニティ初期の仲間集めはどうする?
このコミュニティのステップは、めっちゃ分かりやすかったです。
まずは、仲間集めをしないと始まらない。
私はよく「種火」と表現してるのですが、その種火をどうやって見つけていったか?の話がありました。
「朝渋」の場合。
たった1人からはじまる、具体的な効果が出ているところもすごいです。自分では気づかない価値を、誰かからフィードバックいただくのは貴重ですよね。
そこから新刊を出した著者さんを呼び、渋谷で朝活をするイベントがはじまって、渦が広がっていったそうです。私も、朝渋のイベントの空間で、たくさんの学びや出会いをもらった1人。他のイベントにはない熱狂が、朝渋の魅力と思います。
「ご近所会」の場合。
お寿司屋さんのカウンターで隣に座っていた人とのつながりから生まれたそうです。1対1で丁寧に熱が伝播していく感じが伝わってきました。コミュニティを運営している本人が、熱を持っておススメできるかどうか。
「母親アップデートコミュニティ」の場合。
ここで5時こーじさんから、「これまでそういう熱量を発揮できていたのか?」と質問いただきました。
それまでコミュニティは考えたこともなかったし、私はリーダータイプでもない。でも、原体験から自分が抱えていたモヤモヤや、社会への怒りみたいなものから、ちょうど番組観覧があったキッカケでコミュニティを立ち上げました。
よく、自分の「怒り」をもとに起業をした、という話も聞くのですが、コミュニティ立ち上げも起業と似ていますね。
「母親だから」「女性だから」といって可能性に蓋をされることへの怒り。これが自分の「Why」になっていて、コミュニティの原点となっています。
メンバーの関係づくりはどうしてる?
「コミュニティメンバーとの関係づくりはどうしてる?」とご質問がありました。
3人の話で共通しているのは、「フラット」な関係づくり。
メンバー同士のつながりをいかにつくるか?
古株だけが居心地いい場は、新しい人が入りづらい。だれもがフラットに楽しめる場をつくっていくこと。
文化づくりは?
「ビジョン、ミッションや価値観の浸透はどうしてる?」とご質問がありました。
なかなか1日にして成らずではありますが、めちゃくちゃ大切なことですよね。
「ご近所会」高橋さんは、書く方が向いているとのこと。コミュニティ内で1,000文字くらいの投稿をつづけたり、noteでもたくさん有益な記事を書かれています。
「朝渋」5時こーじさんは、クレド(大切にする価値観)をつくって、それを新メンバーにプレゼンするそうです。
私たち母親アップデートコミュニティの場合は、作る、発信する、表現する機会があることで、メンバーが自分ごと化するキッカケが増えると思ってます。
たとえば、運営メンバーを定期的に募集していたり、Voicy、Twitter、noteでの発信の機会や、いっしょにチャレンジする機会。イベントで、コミュニティを紹介する3分プレゼンをつくって、それを企画してくれたメンバーが話すとか。
コミュニティオーナーとしては、あらゆる機会で言いつづけることが大切。こういったnoteで書くことや、イベントで話すこと、コミュニティ説明会で話すことなど、試行錯誤をつづけています。
モチベーションの保ち方は?
コミュニティオーナーのモチベーションが切れてしまうと、コミュニティに影響がありますよね。
「どうやってモチベーションを保っているのですか?」とご質問がありました。
私の場合は、「自分自身の栄養になることって、なんだろう?」を考えながら、その栄養を取っていくイメージです。
自分がどういう栄養があればモチベーションを保てるかが、少しずつ分かってくるようになりました。
①メンバーの変化に気づくこと。ちょっとした変化でも気づけると、うれしい!変化にアンテナを張って、反応していく。
②一歩ずつ進んでいる実感があること。ブログなどで書いて振り返る。
③自己犠牲ではなく、「自分自身のために」を忘れないこと。自分が誰よりも学んで、アップデートしている感覚。何をアップデートしているかを振り返る。
④チームで取り組むのが好き。それを実感できるイベントやチャレンジをする。
こんなことを意識しています。ストレングスファインダーや人生曲線とかで、何が栄養になるか?を明確にして、それを意識するのも手かと思います。
コミュニティあるあるの悩みだったり、コミュニティに留まらない話だったり、たくさんの気づきをありがとうございました。