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英語が苦手な私がオードリー・タンさんと30分話すために準備したこと

先日、オードリー・タンさんと対面で30分お話させていただける機会がありました。

いまだに、夢だったのかと思うことがあります。

1週間経ったのですが、どうやら夢ではなかったようです。

そもそも、なんでオードリーさんとお話することになったの?

どんな話をしたの?

といったことは、上記のnoteに書きました。もしご興味ありましたら読んでみてください。

大変ありがたいことに、noteを読んでくださった方々から沢山の反響がありました。

その中でもいくつかいただいたのが、

「英語で話したの?すごいね!」というもの。


いやー、そうなんですよーー。。英語がネックだったんです。


「オードリー・タンさんと対面で30分お話できますよ!」と決まったときに、真っ先によぎったのは、


「英語、大丈夫かな…」

「めっちゃ不安だ…..」

という感情です。

想像しただけで、めっちゃ心臓がバクバクしていました。


そんな英語が苦手な私が、オードリーさんと30分話すために何を準備していたのか?

をこのnoteに書き留めておきます。

・英語に苦手意識があって、チャレンジできない
・英語が苦手だけどプレゼンや会議を控えている
・新しいチャレンジが控えている

という方に、ちょっとした勇気やヒントがあればうれしいです!


「準備」が9割!

あのオードリータンさんと対面で「英語」でお話する。

考えれば考えるほど、緊張してしまうので、あまり考えないようにしていました。

いや、嘘です。


考えないようにしていたのではなく、「準備」に集中することにしました。

今振り返って思うのは、

「準備」をしっかりしておけば、当日なんとかなる!

お話する直前にオードリーさんがご登壇されているシーン

じゃあ、具体的にどんな準備をしていたの?

について、ここから書いていきます。


①プレゼンを「スクリプト」も準備する


今回お話することになった「30分間」の使い方ですが、

5分:活動内容のプレゼン
25分:ディスカッション

でした。

まず取り掛かったのが、この5分間のプレゼンを「スクリプト」も準備すること。


▼もともと日本語で持っているプレゼン資料の体裁を整えながら、英語にしました。

プレゼンの一部

そのうえで「スクリプト」を英語で準備しました。

箇条書きではなく、「スクリプト」つまり文章として準備することが大事です。

気を付けたことが3つあります。

1) 翻訳ツールも使うが、自分の言葉にする
2) 分からない単語はできるだけ使わない
3) 事前にレビューをする

「これって、どういう意味?」となる単語は、自分が分かる単語に置き換えました。

また翻訳ツールも使うのですが、最終的には自分の言葉にしていきました。いくら正しいことを言っていたとしても、自分の言葉でないと伝わらないと思ったからです。


②英語での発話練習を繰り返す

準備した「スクリプト」の単語を何度も何度もアップデートしながら、発話練習を繰り返しました。

やっぱり、ここは「For」じゃなくて「With」が良いよな。
とか、細かいところをアップデートしていったのです。

直前までプレゼンの単語も微調整


ポイントになるのは、「ここまで練習したんだから、大丈夫」と自信が持てるくらいまで練習すること。

今回そこまでできなかったのですが、

・自分が話しているところを録画する
・それを観返して、チューニングする

というのができればベストです。


③ご本人が話している動画を何度も観る


今回のケースでは英語を自分が話すプレゼンだけではなく、ディスカッションがありました。

なので、「話す」ことに加えて、「聞き取れるか?」の不安があったのです。

対応する準備として、オードリーさんご本人が話している動画を何度も観ました。

▼一例


事前に動画を観ておくメリットとしては、

・当日のイメージトレーニングができる
英語の発音がどんな感じか確認できる
・よく話されているキーワードを抑えられる

が挙げられます。

「観れば観るほど、緊張したらどうしよう…」と心配していたのですが、

むしろ逆でした。

オードリーさんのユーモアにあふれた会話に包み込まれるように、なんだか不思議と心が落ち着いてきたのです。

ほんわか☺️

④現場で事前シュミレーションをする


ここからは本番直前に実施したことです。

現場に着いてからは、事前シュミレーションをしました。

▼だいたいの流れです。

どんな部屋で実施するのか、事前にチェック👓

資料の投影ができるか、事前に投影確認💻

現場のレイアウトをチェックして、座り位置を確認💺

・そのうえで入室してからのご挨拶、プレゼン、ディスカッション、最後のクロージングまでのプロセスを事前シュミレーションを実施🔍

ここには「英語」以外の環境チェックも含まれていますが、

「挨拶」から「クロージング」までのシュミレーション(ロールプレイ)をしていました。

▼手元には、"お守り"のようにオードリーさんの本を。


いよいよ本番!!

最終的にうまくいったの?


というと、

自分が思い描いていた以上に、緊張せずに言いたいことをお伝えしたうえでディスカッションすることができました!


あとがき


こうやって振り返ってみると、

・英語はあくまでも「手段」である
・もっと英語で会話できるようになりたい!
・「英語で話してみたい!」人を思い浮かべるとモチベーションになる

と実感しています。

英語が苦手だと思っていたけど、準備したら何とかなります!

英語がネックで、こんな貴重な機会をあきらめなくて良かった。

英語は、新たな可能性を広げてくれる大事な手段ですね。
引き続き学んでいきます!



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なつみっくす|著書『I型(内向型)さんのための100のスキル』
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