30年ぶりに分かった「理科」のおもしろさ
みなさんは、小学校のときに好きだった「授業」は、なんでしょうか?
私は思い返すと、算数と歴史は好きだったと思うのですが、なんで好きだったんだろう?
正直覚えていません。
息子が生まれて親になり、息子は今年の4月から小学生になりました。
学びって、なんだろう?
どんな授業が、おもしろいんだろう?
どんな授業が、好きになるんだろう?
そんなことを考えているときに、私たち母親アップデートコミュニティ(HUC)が主宰するイベントで、「理科」が好きになるお話 というテーマでイベントがありました。
ゲストは、成城学園初等学校で子どもたちに人気のふるふること古野博先生。
ごめんなさい、、ぶっちゃけると、「理科」は苦手でキライな授業でした。
だからこそ、「理科」が好きになるお話には興味があったので、参加しました。
今日は、そのことを書いていきます。
グラフィックレコーディングを描いてみたので、それにそって学びと気づきをシェアします。
「理科や科学って役に立つの?」
これ、めちゃくちゃ大切だと思うんです。
学校で学んできたことって、なんのためにあったんだろう?
正直今でも分からないことが、いっぱいあります。
「理科や科学って役に立つの?」という問いに、ずばり答えていただきました。
その答えは、自分と大切な人を助けられるから。
理科を学ぶなかで、この3つのことができるようになる。
①理由を考える
(なんで、1円玉は水に浮いているんだろう?とか)
②実験する
(10円玉だったら、どうだろう?〇〇だから浮かないよね、と仮説を持つ)
③やってみる
(他のこともやってみる)
ふるふる先生いわく、この理科の考え方が身についていくと、18才になって選挙で投票できる権利ができたときに、「だれに投票するか?」にも影響があるとのこと。
その候補者が言っていることが、どういうことなのか?
仮説はあるのか? 実行力はあるのか?
など、いろんな見方で考えられそうです。
まさか、理科が選挙につながるとは、考えたこと無かったです。
「お母さん、これなんの虫?」と子どもに言われたら
なかなか、難しい質問だ。。
私だったら、「え、わからない・・」と答えてしまうと思います。
これについての、ふるふる先生の答えはこちらの3つ。
①2人で名前つけちゃおう!
(おぉ、その手がありましたか)
②いっしょに調べよう!
(なるほど、いっしょに調べるのいいですね、図鑑とか)
③スマホに頼る!
(文明の利器)
30年学んだ人の知識が、1つのスマホのアプリに入っているそうです。
植物でいうと、「Picture This」
昆虫でいうと、「Picture Insect」
のアプリがおススメ。
Picture Thisはカメラで撮影した写真をアップロードするだけで、何という植物か識別してくれるそうです。しかも植物の名前だけでなく、その植物の知識まで教えてくれるとか。
ようこそ、理科ワールドへ
この時点で、ふるふる先生のお話にすっかりひきこまれていました。
というか、うれしそうに、おもしろそうに話していただけるので、それだけでこっちが楽しくなります。
さいごは、理科ワールドへというテーマ。
①いろんなおもしろいものを部屋に置く
②「なんでかなあ」とつぶやく
③楽しくおどろきのある何かをいっしょにする
「なんでかな」という疑問 = ?
そして
見つけたときのおどろき = !
これを大人もこどももいっしょに体感できるの大切ですね。
ということで、さいごは実験タイム。
お水に1円玉を何枚も浮かべたら、その1円玉が集まっていたり、「わ!」とおどろくような実験がありました!
ふるふる先生は、小学館の図鑑NEO「科学の実験」の本も監修されているとのことで、こちらの記事にリンクを載せておきました。
あー、30年ぶりにわかった「理科」のおもしろさよ。