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田村淳さんからの学び「価値観をアップデートするために大切なこと」

価値観って、なんだろう。

自分が大切にしたい価値観もあるし、世の中の変化に合わせて、アップデートしていきたい価値観もあります。

私が尊敬している人、すごいなぁと思う人は、価値観を時代の変化に合わせて、アップデートできる人なんですよね。

そして、そういう人は、いい感じに周りを巻き込みながら、社会をアップデートすることができる人。

でも、社会をちょっとでも良くする、前進させるのは、たった1人のすごい人だけじゃなくて、ひとりひとりが価値観をアップデートしていくことだとも思っています。

日テレのニュース番組「news zero」が配信されている「update the world」という番組を観ました。

田村淳さんと辻愛沙子さんの対談が、めちゃくちゃ良かったです!お二人の考え方や、生き方、大好きなんですよね。

まさにこの番組のテーマが、社会と私たち自身のアップデート。

アップデートと言っても、なにか大げさなことじゃなくて、日々ちょっと意識するだけでもいい。

そんなことを思わせてくれる内容でした。

これ、完全に自慢なんですが、私も淳さんと一度だけ飲み会でご一緒したことがあるんです。これまでずっとテレビで観てきた方と、こうやってご一緒できる日が来るとは。全く予想していなかったので、夢のような時間でした。

淳さんから学んだこと、気づきをまとめておきます。

考えが違う人の話を「聴く」

淳さんのお話で印象的だったのは、考えが違う人の話を聴くこと。

いやー、これが難しいんですよね。

なんでかと言うと、自分が考えていることが正しいと思ってしまうし、それが受け入れられないと、「なんで、聴いてくれないんだ」と思ってしまう。

これって、人の本能なんでしょうか。

その本能に反抗するように、考えが違う人の話を聴くことで、自分がアップデートされるという成功体験を持っているのかもしれません。

芸能界の人は、芸能界の人同士で固まりやすい。

それの方が楽だし、話も合うので楽しい。

でも、意識的に、芸能界以外の人と接点を持つようにされているとのこと。

それが自分をアップデートすることにつながるから。

思い返してみると、淳さんほどの芸能人が、私のような一般人と飲み会してくれるなんて、ほんと奇跡。

ほんとに、自分と考え方や環境が違う人の話を聴くことを大切にされている。

この飲み会でも、

「どんなこと、されているんですか?」

「なんで、それをしているんですか?」と、

たくさんの問いを投げてくれたことを覚えています。

吉本興業のマネージャーが、ある日突然に「シリコンバレーに行きます」と飛び立って行ったことが転機になったそうです。

それから、マネージャーのお誘いでシリコンバレーに訪れてみて、「立ちながら、仕事をしている人」を見て、「座って仕事をする」という当たり前を疑うことの大切さを学んだとのこと。

「一緒に考えていこう」のスタンス

さらに印象的だったのは、

辻さん「答えを求められることに、戸惑いを感じている。たとえば、選挙で誰に投票すればいいですか?とDMが来る。」
淳さん「答えは、議論の過程にある。」

100%自分の意見を反映できることなんて、そうそうない。

他の人と議論を積み重ねていくこと、その過程そのものが答えなんだと。

何か問いを投げかけられて、すぐに答えが出ないことがある。

たとえば、選択的夫婦別姓も、なんで議論が進まないのかとヤキモキするのですが、賛成派の淳さんは反対派の方といっしょに議論されています。

私だったら、ヤキモキ、イライラしてしまうだけなのですが、「一緒に考えていこう」のスタンスが素敵だなと。

意見が違う2人の共通点を見出しながら、「ここの考え方は一緒ですよね」と確認しながら、議論を進められていく。

答えを出すことではなく、議論の過程を大切にされているからこそ、時間をかけて、議論をする。

ちなみに、お二人の娘さんの子育てをされている淳さん。

娘さんにペットショップで「なんで、ワンちゃんは、売られているの?」と聞かれたときに、なんとも答えられず、言葉に詰まってしまったそうです。

ここでも、「一緒に考えていこう」と言われたとのこと。

「フラット」であること

淳さんと実際にお話してみてビックリしたのは、フラットであること。

あれだけ著名な方なのに、全然上から目線とか無いんですよね。

普通に考えると、ちょっとくらい上から目線とか出ると思うんです。

でも、それが全然無い。

ほんとに、人と人との関係をフラットに、対等に考えられているんだなと思いました。誰からでも学ぼうというスタンス。

この番組のなかでは、「子どもの頃に持っているフラットさを、そのまま大人になっても、持っている」と辻さんが表現されていました。

子どもの頃の感覚を持ち続けるのって、難しいんですよね。

でも、フラットであるから、考えが違う人の意見を聴くことができるし、一緒に考えることができる。

そして、自分の価値観をアップデートしていくことにも抵抗が無く、変化しつづけることができる。

淳さん「意見も、夢も、変わっていい。」
淳さん「夢は、何個あってもいい。」

という言葉も印象的でした。

フラットな人って、なぜか余裕を感じられるんですよね。

立場に関係なく、人の意見を聴けるし、取り入れられる。

自分の価値観をアップデートしつづけること、大切にしていきたいなと思います。

ありがとうございました!

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なつみっくす|著書『I型(内向型)さんのための100のスキル』
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