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内向型だから、良い「移住」ができる?
「移住」って、考えたことありますか?
コロナ禍をきっかけに、リモートワークでの地方移住検討者も増えているそうです。
地方移住のサポートをおこなっている「認定NPO法人 ふるさと回帰支援センター」によると、2023年度の相談件数は59,279件で、3年連続で過去最多となったようです。
私自身も「いつかはムーミンのような暮らしがしたい!」と思っています。
でも、内向型の私にとって、「移住」は正直ハードルが高いんです。。
たとえば、こんなことを考えちゃうんですよね。
移住先での人間関係どうしよう?
仕事はどうしたらいいの?リモートワーク前提?
子どもの学校はどうしたらいいの?
こんなに考えることが多いなら、
現状のままにしておいた方がラクじゃない?
と思ってしまいます。
そんな私が、
「移住」 x 「内向型」でセッション登壇してみない?
とお声がけいただき、ありがたいことに東京国際フォーラムで行われた地方移住フェアで登壇させていただきました!
移住した経験もないし、、
しかも「移住」 x 「内向型」というテーマで!
一見、意外な組み合わせではあるテーマだったんですが、いざセッションが終わってみると、内向型だから、良い「移住」ができる!と思えたので、このnoteに気づきをまとめてみます!
・「移住」にちょっと興味がある
・「移住」に興味はあるけど、ハードルが高いと思っている
・「移住」で重視するポイントを知りたい
という方は、ぜひ読んでみていただけますとうれしいです。
「移住先おすすめランキング」よりも「自分がどうありたいか」
「どんな暮らしをしたいか?」
それは、「自分がどうありたいか?」に直結するのではないでしょうか。
「移住先おすすめランキング」は、気になります。
2023年のふるさと回帰支援センターの調査によると、
1位:静岡県
2位:群馬県
3位:栃木県
だったようです。
でも、このランキング上位の移住先が自分のライフスタイルに合うかは分からないんですよね。
「移住先おすすめランキング」は、つまるところ「他者評価」。
それよりは、
・自分がどうありたいか?
・何に自分は喜びを感じるのか?
・どんな暮らしをしたいか?
・その暮らしを実現するには、どの場所がいいか?
という「自己評価」が大事ではないでしょうか。
自分の内面を大切にできる内向型さんは、「他者評価」よりも「自己評価」を大切にできるのです。
内向型が心地よい街とは?
今回のセッションで対談させていただいたのは、神奈川県・二宮町で不動産会社を経営されているプリンスジュンさん。
内向型の強みを存分に活かして、二宮町の魅力を発信されています。
▼ブログはこちら
セッションのなかでプリンスジュンさんがお話されていた
「内向型が心地よい街」の条件は、
①静か
②自然豊か
③人が少ない
という3つでした。
いや、まさにそれムーミン谷じゃない?
と思いながら、聞いてたのですが、日本にもあるようですよ!
たとえば、二宮町もある神奈川県の県西エリア。
都心にも通勤で通えて、人口密度は低くて、ゆったりとした暮らしができるそうです。
なんと、神奈川県の面積の30%で、人口は全体の5%とか。
横浜と比べると、1人あたりの面積が16倍にもなるそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1727070509-1ZQFl825Ydn9qDGiVJXTMykf.png?width=1200)
あと「移住」と言えば、気になるのは、
「コミュニティ」ではないでしょうか?
プリンスジュンさんのアドバイスとして、
・移住者を受け入れてくれる多様性があるか?
を挙げられていました。
これ、めっっっっっっっちゃ気になりますよね!
SNSでたまに炎上している「移住者のヨソモノ問題」。
地域コミュニティが強すぎて、ヨソモノが入りにくい…
そんな街は、なかなかハードルが高いものです。
・移住者がそれなりにいるか
・移住者が活躍しているか(目に見える情報や、口コミ情報で移住者の情報がでているかどうか)
できれば、移住者の話も事前に聞いておけるといいですよね。
内向型が「移住」で力を発揮するには?
セッションのなかでは、拙著『I型(内向型)さんのための100のスキル』から、「移住」で力を発揮するポイントをご紹介しました。
①人間関係のポイント
ひとりずつ「味方」をつくる!
やっぱり新しい環境でハードルになるのは人間関係。
いきなり沢山の人とつながりを作る必要はなく、まずはひとりから味方をつくるのがポイントです。
今回対談させていただいたプリンスのように、街の不動産さんは心強い味方ですよね。あとは、ふるさと回帰支援センターにいらっしゃるような移住相談員のみなさんだったり、移住経験者だったり。
②働き方のポイント
「結果目標」ではなく「行動目標」をつくる!
新しい環境になじむのは、ちょっと時間かかりますよね。
そういう時に、なかなか結果がでなくて焦ってしまうこともあるかもしれません。
そんなときは、「結果目標」ではなく「行動目標」をつくるのがおススメです。
結果はコントロールできないけど、行動は自分でコントロールできるからです。
![](https://assets.st-note.com/img/1727071438-l81m6wzPC09oqxIhkb4tTsHU.png?width=1200)
③チャレンジする時のポイント
「短期的喜び」と「長期的喜び」を設定する。
「移住」自体がチャレンジですが、移住先で「新しい仕事を始める」など、色々とチャレンジが伴いますよね。
「ウサギとカメ」のお話でたとえると、カメのようにスタートダッシュが遅れると、これまた焦ってしまうものです。
そんなときは、自分のなかで「短期的喜び」と「長期的喜び」を持っておくのがおススメです。
![](https://assets.st-note.com/img/1727071857-RdqI6h2NbPZtvGeXoi4YUCsu.png?width=1200)
たとえば、
・「短期的喜び」 : この1か月で、ひとり新しい人と話をする
・「長期的喜び」:静かな暮らしを通じて、自分の作品を生み出す
など、自分のなかの「喜び」を見いだせると良いですよね!
セッションのまとめ
今回対談させていただいたセッションのまとめを友人が描いていただきましたー。うれしいので、2枚とも貼っておきます!
![](https://assets.st-note.com/img/1727072265-UnVBXowb4Cgf8xphrHTvFKsS.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1727072225-5plyE8FczhWQ7jIUneuBCAxO.png?width=1200)
自分にとって心地いい暮らしを見つけていきたいですよね!
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![なつみっくす|著書『I型(内向型)さんのための100のスキル』](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/97632597/profile_eb3f17f6637ea2e9ffb5f679f51aec18.jpg?width=600&crop=1:1,smart)