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料理は瞑想。元気がない日は「えびときゅうりの冷菜」で、心ととのう。
きゅうりって、切り方ひとつで食感が変わり、毎日飽きずに食べられます。
薄切りや、たたききゅうりにちょっと飽きちゃったある日、切り込みを入れてみたら味の染み込みも食感もバツグンにおいしかったのです。
|「蛇腹切り」って知っていますか?
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ご紹介する切り方はいわゆる「蛇腹切り」の簡易版です。
蛇腹切りって、やったことない方も、もしかすると知らない方も多いのではないかと…。何を隠そうわたしも普段はほとんどやりません(笑)
「なんだかめんどくさそうだな…」
「だったら薄切りとか、たたききゅうりでもよくない?」
と思っていたんです。
でも、今回のレシピを蛇腹切りと、たたききゅうりと、薄切りと3パターン試してみたのですが、蛇腹切りのおいしさが圧勝だったんです!えびのサイズ・歯ごたえとのバランスが揃うんです。
|集中してやってみると結構楽しい
慣れないうちは蛇腹切りが難しく感じるのですが「料理は瞑想」と思って目の前の2本のきゅうりに切り込みを入れることだけに集中してみると結構楽しいんです。
なんなら2本で終わっちゃうのがちょっとつまんないな…せっかく慣れてきたんだからあともう2本くらいやればもっと上手にできるんじゃないか…と不思議なもので向上心が湧いてきます。
そんなわけで、少し蛇腹切りをやりたくなってきたでしょうか?
では、さっそくレシピをご紹介しますね!
◆材料(2人分)
サラダえび 80g
きゅうり 2本
酢・レモン汁 各大さじ1
ナンプラー 小さじ1
はちみつ 小さじ1(砂糖 小さじ1/2で代用)
にんにく 1かけ
鷹の爪 少々
◆作り方
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味が染みやすいように、きゅうり2本に切り込みを入れます。
まず、割り箸できゅうりをはさみます。包丁が割り箸にあたるまで切り込みを入れていきます。
本来の蛇腹切りは、きゅうりの表と裏に斜め方向に切り込みを入れていきます。今回は片面だけなのできゅうりに対して垂直に切り込みを入れます。
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端を落として、1.5cm幅に切り落とします。ボウルに切ったきゅうりを入れて、分量外の塩で揉んでおきます。このまま10分置きます。
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別のボウルに
酢・レモン汁 各大さじ1
ナンプラー 小さじ1
はちみつ 小さじ1(砂糖 小さじ1/2で代用)
にんにく 1かけ
鷹の爪 少々
を入れてよく混ぜ合わせておきます。
レモン汁がなければお酢で代用してくださいね。
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サラダえび80gの水けをキッチンペーパーで拭き取ってからボウルに入れてよく和えます。
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塩揉みしたきゅうりをサッと水で洗ってから、水けを絞って加えます。よく和えて、から冷蔵庫で30分ほど冷やして食べるのがオススメです。
|心が落ち着かない時は、「料理で瞑想」してみませんか?
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ここまで読んでいただきありがとうございました。
いつもと違った切り方をするだけで、新鮮な気持ちになります。
心が落ち着かない時こそ、「料理で瞑想」してみませんか?
問題や不安にフォーカスするのではなく、目の前のことに夢中になってみることで、思わぬ気づきがあるものです。そんな経験がわたしにも何度となくありました。
日々の生活に欠かせない料理だからこそ、なんとなくやるのではなく「心をととのえる時間」と思って向き合えば、できあがった料理はいつもより何倍もおいしく感じるものです。
ぜひ作っていただけたらうれしいです。
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