苦味で元気になれるから、また作りたくなる「ピーマンチャンプルー」
チャンプルーと言えばゴーヤと思い込んでました。でも夏限定になってしまう…。そこで「ピーマン」に代えたら大ヒット!
豚バラ、豆腐、卵、3つのタンパク質が摂れてごはんがすすむ、年中無休の主役おかずをご紹介します。
|ゴーヤの苦味が強すぎた
毎年夏の終わりになるとゴーヤチャンプルーを作っていました。それをレシピ化したいな〜と思い始めて早2、3年…。
確かにおいしいんですが、シーズンに1度食べたら「もういいかな…」と満足しちゃうのです。
その理由を、ピーマンに代えて作ってみた後に気づきました。
ピーマンチャンプルーなら、文字通りモリモリ食べられるし、週1ペースでも作りたいし食べたいと思うんです。
アレルギーとまではいかないけれど、きっとゴーヤに体が拒否反応を示して「これ以上は食べなくていいよ〜」と教えてくれていたのだと感じました。
|チャンプルーとおみそ汁だけあればいい
チャンプルーって材料が多いんです。だから面倒だな…と思うかもしれませんが、これって考え方次第。1つで主菜と副菜を兼ねるほどのバランスとボリュームなんですよ。コンロの数が少ない方や、一度に色々は作れない…という方にもピッタリです。
1汁1菜のイメージで、お味噌汁にわかめや野菜を1、2種類(全体の彩りを考えたらにんじんやかぼちゃなどが良さそう)を入れたら、もうバッチリだと思います。
では、さっそくレシピをご紹介しますね!
◆材料(2人分)
ピーマン 4個
豚バラ肉 100g
塩こしょう 少々
にんにく 1/2かけ
木綿豆腐 1/2丁(150g)
卵 2個
塩こうじ 大さじ1/2
かつおぶし 適量
しょうゆ 小さじ1/2
油 大さじ1
◆作り方
ピーマン4個はヘタをとって食べやすい大きさに切る。
豚バラ肉100gは、食べやすい長さに切ってから、塩こしょう少々をふる。
木綿豆腐 1/2丁(150g)は手で大きめにちぎってキッチンペーパーの上に10分以上置いて水けを切る。
フライパンに油大さじ1とスライスにんにく1/2かけをいれて中火で熱します。
豚バラ肉を加えて、赤みがなくなるまで炒めましょう。
木綿豆腐を加えて、豆腐に焼き目がほんのりつくまで焼きます。
豆腐を動かすと焼き目がつかないので、しばらく放置。焼き目がついたら転がして、他の面も焼くようにしてください。
豆腐を放置している間に、ボウルに卵2個、塩こうじ大さじ1/2を合わせてよく混ぜておきましょう。
フライパンにピーマンを加えて、油をまとって色が鮮やかになるまで炒めます。この時もピーマンを動かさないようにしたほうが香ばしい焼き目がつきます。
まだピーマンが固そうかな?というタイミングで、よく溶いた卵液を加えてとじます。菜箸やヘラを大きく動かして、大きめのスクランブルエッグを作るイメージで。
かつおぶし適量、しょうゆ小さじ1/2を入れて、大きく全体に行き渡るように混ぜれば完成です。
材料の種類は多めなのですが、豚バラ・豆腐・豚肉の3つのタンパク質をヘルシーにボリューミーに味わえる主役おかずです。
ピーマンの苦味があとを引くおいしさで、ヘルシーがゆえにお腹いっぱいなのについ「あともう一口…」と箸が止まらなくなってしまいます。
|「これじゃなきゃ」という思い込みを外す
ここまで読んでいただきありがとうございました。
実は、豚肉を入れないver.でピーマンチャンプルーを作ることもあります。
という時に便利なんです。
「こうやって作るのが当たり前」「材料はこれじゃなきゃ」という思い込みを外して、今までにないおいしさに出会えると、パァーッと新しい世界のトビラが開かれたような気持ちになります。
大人になるにつれ、ピーマン好きが増しているような気もしています。
ぜひ作っていただけたらうれしいです。
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