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秋の滋味おかず。焼いて、すだちとしょうゆをかけるだけ「なすのステーキ」
すだちを絞ると「あぁ、秋がきた」としみじみ思います。
タイトルで作り方の説明が終わるほど簡単なので、「あと一品ほしい時」にとっても便利な秋おかずをご紹介します。
|焼きなす代わりの定番「なす料理」
![](https://assets.st-note.com/img/1725776921-khJubPAy4UEWKiB7SqG5FXCN.jpg?width=1200)
いわゆる「焼なす」を作るのが苦手です。
だからその代わりに「なすのステーキ」を作ります。
「焼なす」って魚焼きグリルで焼いて、熱々のうちに皮をむくわけですが、その皮剥き作業がキレイにできないんです…。しかも火傷しそうですし。がんばった度合いと、食べた時の満足感が見合わない気がするんです(笑)
だったら、切ってフライパンで焼くだけの方がラク。それに、やっぱりナスって油と相性がいいじゃないですか。
ただし油を吸い過ぎないように、ほんのり表面に塩をすりこんでおくのがポイント。蒸し焼きにすれば、野菜とは思えないほど濃厚なトロッとしたなすのおいしさを味わう一品が簡単に仕上がります。
米なすのような紫色の他に、白や緑のトロなすも最近はよく見かけるようになりました。お好みの色で作ってみてくださいね。
では、さっそくレシピをご紹介しますね!
◆材料(2人分)
とろナス 1/2本
油 大さじ1
酒 大さじ1
すだち 1/2個
しょうゆ 適量
◆作り方
![](https://assets.st-note.com/img/1725775856-2Ij0ZrOcbhiks96FMwYguUGN.jpg?width=1200)
トロなす1/2個を1.5cm幅にスライスします。できあがった後に食べやすいように切り込みを入れ、分量外の塩をトロなす1切れに対して各ひとつまみ両面に刷り込みます。
![](https://assets.st-note.com/img/1725776038-OVocExWDwpuaSPsj37n8mAGX.jpg?width=1200)
フライパンに油大さじ1を入れて弱めの中火で熱し、トロなすの両面を焼きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1725776145-fD35Xp9lCWO1gUysI7YZmjot.jpg?width=1200)
酒大さじ1を加えて蓋をして1分蒸し焼きにします。
蓋をあけ、完全に水けを飛ばしてから火を切ります。
![](https://assets.st-note.com/img/1725776360-MNogb2lmx0EFeX9GrQjIYKAh.jpg?width=1200)
すだち1/2個を半分に切ってそれぞれのお皿に盛り付けます。
しょうゆを適量かけて熱いうちに召し上がれ…!
お好みでかつおぶしをプラスしてもさらに旨みが増しますよ。
|すだちを絞ると「あぁ、秋がきた」としみじみ思う
ここまで読んでいただきありがとうございました。
すだちを活用することが多いのは、やはり四国に住んでいるからだと思うのですが、他の地域であってもわざわざ作ってみてほしいくらい「すだちを絞るだけ」でどんなものも劇的においしくなります。
こちらの記事でご紹介しましたが、お味噌汁などどんなものにもすだちを絞っちゃう文化があるんです。
なによりすだちを絞った時の香りに癒され「あぁ、秋がきた」としみじみ思いませんか?
現実的に言えば夏が長くなり、秋が短くなったとよく聞きますが、それでも身近なところで秋を感じたり楽しむ気持ちがあれば、充実させることができるものです。
日々の食卓から季節の移ろいを感じ、心と体をご自愛する心がけをしていきたいものですね。
ぜひ作っていただけたらうれしいです。