料理に救われた人生。2冊まとめ買いで「未収録レシピプレゼント」のお知らせも。
病気が発覚し絶望していた時にある本に出会い、救われた気持ちになりました。
ちょっと大袈裟かもしれませんが、当時はそのくらい何かにすがって現実逃避をしなければ、心が崩壊してしまいそうだったんです…。
|人生のあらゆる場面で料理に救われた
元々わたしは、何かに夢中になって楽しそうにしている人をうらやましく眺めているような人でした。OLだった頃は「好きなこと」や「趣味」が何もありませんでしたから…。
でも、中学生の頃から肌荒れに悩み、何を食べるかに興味を持ちました。
25歳で白血病になり、料理に関わる仕事をしようと決めました。
30過ぎてアレルギーになり、家で料理をする楽しさと安らぎを知りました。
料理が好きだと気づいたのは、紛れもなく白血病のおかげです。
「おかげ」と言うのは変かもしれませんが、白血病をわずらったことで「人生このままで本当にいいのかな…?」と、自問自答できたのですから。
そこからわずか数年の間に、人生が180度変わりました。
|料理をしてる時だけは「今ここ」にいれた
1月26日(金)に、はじめての著書が発売されます。「出版したい」と思ったのも、人生に悩んでいる誰かを助けたかったからです。生き続けられていることの恩送りをするのが夢でした。
料理は一種の瞑想でもあります。ままならない仕事、モヤモヤする人間関係、思うようにならない体…。いろいろあるけど、料理をしてる時だけは、崩壊寸前だった心が「今ここ」にありました。
本には、89品のレシピが収録されているのですが、「しんどい」けど作りたくなるエッセイと工夫を随所にちりばめています。
「きょう何作ろう?」と悩む人だけでなく、落ち込んでしまう時、心と体が疲れきってしまった時にもページをめくれば、何かのヒントになるかもしれません。
これからの人生を「もっとわたしらしく生きたい…でもどうすれば..?」と感じている方の(きっと)お役にも立てる一冊です。
◆2冊まとめ買いで「未収録レシピプレゼント」
実は、書籍の発売が近づくにつれ、ワクワク以上に不安とドキドキに押し潰されそうになっています。
きっと大丈夫!と思える自分もいますし、これまで応援してくださった皆さまに「精一杯のありがとう」を伝えられる仕上がりになりました。
ただ、書籍作りを通して一人の力で出来ることなんてほんの少しだと痛感しました...。これからはもっと色々な人と助け合っていきたいと思うのです。そしてわたしができる料理や生き方のことで誰かの心のよりどころになれたら…と思っています。
そこで皆さまに、お力添えをいただきたいことがあります。
2冊まとめ買いしていただいた方へ、未収録レシピ2品のダウンロードリンクをお送りします。(終了しました)
「しんどい」「お疲れ気味」な日でも、冷蔵庫にあるもので、いま自分の体と心が欲しているものを作って食べて満たされたい。
料理でご自愛することにしたわたしのレシピとエッセイが、がんばっている皆さんの癒しになれたらうれしいです。