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お財布に、胃腸にやさしい。冷しゃぶは「大根しりしり」で、家族みんな笑顔に。
いわゆる「胃腸虚弱」だと思うのですが、特に夏の土用(今年は7/20〜8/7)の間は、ずっと胃腸の調子が低空飛行でした。
冷たい飲み物ばかりだと腹痛や下痢になったり、唐揚げなど油っぽいものを食べすぎると胃腸の調子が悪くなったり…。
|胃腸をケアしつつ、おいしいものが食べたい
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でも、職業柄いろいろなものを作って食べたいので、どうすれば胃腸ケアをしつつおいしいものを食べられるかな?って考えた結果「大根しりしり」にたどり着いたんです。
大根おろしだと食べ応えゼロですが「大根しりしり」だと食べ応えもありつつ、消化を助けてくれます。
今回のレシピでは、冷しゃぶに巻いて食べるのですが、いつものごはんの副菜として、大根しりしりに「めんつゆ」や「ポン酢」をかけて食べるのもおすすめです。
マヨネーズやかつお節をかければ、おかず感もアップします。
主役おかずが油っぽい時は特に、大根しりしりを副菜にすることで「胃腸がよろこんでる〜!」ってわかるほど、効果的です。
|お財布にもやさしいから、いっぱい食べたい人にも◎
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冷しゃぶって、茹でるだけで作れる夏の定番ですが、市販のポン酢やごまだれをかけるだけだと、飽きてしまうし、場合によっては、お肉がいくらあっても足りないこともあるのでは…?
だから、もやしやレタスなど野菜でボリュームUPするのも良いのですが、試しに「大根しりしり」で食べてみてほしいんです。
いっぱい食べたい人にとっては食べ応えが出ますし、「胃腸虚弱さん」にとっては消化を助けてくれるから、お財布にもやさしく、家族みんな笑顔になれます。
では、さっそくレシピをご紹介しますね!
|材料(2人分)
しゃぶしゃぶ用の豚肉 200g
大根 200g
酒 大さじ2
塩 小さじ1/2
ポン酢:
しょうゆ大さじ1
みりん大さじ1/2
酢大さじ1と1/2
<かきたまスープ>
卵 1個
小ねぎ 適量
しょうゆ 小さじ2
|作り方
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まず、大根200gを「しりしり器」でおろします。
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鍋に水を500mlを入れて沸騰させ、酒大さじ2と塩小さじ1/2を加えます。
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一度火を切ってから、豚肉を赤みがなくなるまでしゃぶしゃぶしましょう。
沸騰したままだと豚肉が固くなるので、火を切って優しくしゃぶしゃぶするのがポイント。
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次に、「大根しりしり」にかけるポン酢を作ります。
鍋に、しょうゆ大さじ1、みりん大さじ1/2、酢大さじ1と1/2を入れて、1分加熱します。
本みりんにはアルコールが13%含まれているため、加熱してアルコールを飛ばしてから使うのがベター。
もちろん、市販のポン酢を使ってもOK!
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お好みの量のポン酢を「大根しりしり」にかければ、冷しゃぶの準備は完了です!
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しそやレタスを添えて盛り付けるとキレイ。
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食べる時は、大根しりしりを冷しゃぶでくるんと巻いて召し上がれ。
|残ったスープで「かきたま汁」
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しゃぶしゃぶを終えて豚肉を取り出したスープで、かきたま汁を作りましょう。
一度沸騰させて、アクを浮き上がらせてから取り除きます。
沸騰させると勝手にアクが集まってきます。細かい豚肉のクズは取りきれないので、気になる方はキッチンペーパーなどで漉してください。
特に、胃腸虚弱さんはアクをなるべく避けると良いそうです。
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沸騰したスープに、溶き卵1個を糸のようになるべく細くそそぎ、固まるまで触らずに20秒待ちます。
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しょうゆ小さじ2を入れて、完成です。
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うつわに入れて、お好みで小ねぎを散らしてください。
|こんなに胃腸が繊細なのって、わたしだけ?
ここまで読んでいただきありがとうございました。
実はTOMOさんのこちらの記事が、今回のレシピ作りのヒントになりました。
なんでいつも胃腸の調子が低空飛行なんだろう?
って思っていたのですが、TOMOさんが「お好み焼きは消化が遅い」など、とっても具体的に言語化してくれていて、「わたしだけじゃないんだ…!」と心底共感したんです。
TOMOさん、素敵なシェアをありがとうございました。
作ってくださる方がいらしゃれば、コメントで教えてもらえたら、とっても励みになります。
発酵調味料・旬ごはんの食材別レシピ索引、作りました。今日のご飯作りにお役立ていただけたら幸いです。