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父に怒られちゃうから…。ちょっと丁寧に作りたい「かぶのみそチーズ焼き」

父は、かぶの「固さ」にこだわる人でした。
お味噌汁やスープに入ったかぶが柔らかすぎるとブーブー言うんです。

|柔らかすぎるかぶNG

その影響で「柔らかすぎるかぶNG」というレッテルがありました。
もう今は一緒に暮らしてるわけではないし、父に食べてもらうわけでもないのに、お味噌汁を作る時には「火が入りすぎないようにしなくっちゃ…」と思ってしまうんですよね。

子どもの頃の習慣が「わたしの当たり前」をたくさん作り出しているのだなぁと感じます。みなさんの「当たり前」は何でしょうか?

|食感と味のコントラストを楽しもう

そんなわけで今回ご紹介する「かぶのみそチーズ焼き」も、フライパンで素焼きの時に焼きすぎないのがポイントです。

父に怒られちゃうから…(笑)というのは冗談ですが、焼きすぎないことでかぶの食感のコントラストが生まれます。ちょっと固めと柔らかくふにゃっとした部分でかぶの味わいや甘さの感じ方が違うんです。

また、みそチーズのたっぷりのっている場所とそうでない場所の味コントラストも生まれます。ごはんのおかずというよりも、おつまみかパンに合わせたい一品です。

ちなみに、ヴィーガン用チーズを使っているのですが、リアルチーズ同様に「みそ」と一緒に使うとおいしさ倍増!発酵食品同士の組み合わせは、最高に相性が良いのです。

では、さっそくレシピをご紹介しますね!

|材料(2人分)

カブ 2個(200g)
みそ・オリーブ油 各大さじ1
酒 大さじ1/2
溶けるチーズ(ヴィーガン用)適量

|作り方

かぶは皮をむき、1cm厚に切ります。
フライパンに油は入れずに、うっすら焼き目が付くまで素焼きしましょう。
透明感がほんのり出るくらいが目安です。

ボウルに、みそ・オリーブ油 各大さじ1
酒 大さじ1/2
を混ぜ合わせておきます。

素焼きしたかぶを耐熱容器に入れ、みそだれとお好みの量のチーズをかけます。オーブンで焦げ目がつくまで焼けば完成です。

|区切り。だから少し変化したい

ここまで読んでいただきありがとうございました。

出版を目指してnoteをはじめて丸2年。
レシピを綴ることは続けていきたいけれど、良い区切りなので少し変化していきたい。どんなふうに?というアイデアはまだ浮かんでこないけれど…。

また、発売前から「なにかイベントしないんですか?」「サイン会はいつ?」と声をかけていただくことも多いのですが、これまで自ら積極的にイベント主催をしてきたのにここ数ヶ月でまるっと変わってしまったんです。

「誰か主催してくれるならば行きたいです」って受け身体制なんですよね…。このことについてはまた改めてエッセイを綴りたいと思います。


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