脱力して生きる。小さな幸せの積み重ねで、大きな幸せも付いてくる
最近、幸せだと感じることが増えました。
2024年は上半期よりも、ずっと下半期のほうが幸福感が高い気がします。
上半期には念願の書籍を2冊も出版したので、世間的に見れば幸福度も充実度もすごいに違いないと思われるかもしれません。
でも、その裏側でプレッシャーとか、過剰な自分へのハードルと期待とか、心境の変化に葛藤し続けていました。
|良い意味で「なんか、もういっか」と思えた
それがスッーと解れていったのは、創作大賞の最終選考にノミネートされたけど、最終的に受賞はできなかったことです。
良い意味で「なんか、もういっか」と区切りが着きました。
出版とか、大きな賞を取るとか、それはもちろん素晴らしいとことだし、できるならそういう経験もしたいけど、そういう「大きな幸せ」を目指す時って少なからず力が入った状態が続くんです。
力が入ってる時って、気づかないうちに自分らしさがわからなくなっていく気がします。力を入れた分「大きな幸せ」の結果やその後の影響への期待も過剰に膨らんでしまいます。
わたしは、つい何事にもハードルを上げて期待をしすぎてしまう癖があり、それでじんどくなってしまうことがあるんです。でも、本当はただ自分が、今の自分の気持ちと一致しながらやりたいことをやり、書きたいことを書き、心地よい時間を重ねていきたい。その小さな幸せの連続は、案外「大きな幸せ」よりも幸福度の持続性が高いなと感じます。
力を入れてやってきたのと同じくらい、脱力する時間が必要だし、もっと言えば、何をする時だってもっと脱力して生きられるようになりたいなと思ったんです。
|自分を幸せにするためにやりたいことはやる
こんなことを書けるのは「大きな幸せ」を経験したからじゃないか…と言われたらぐうの音も出ないのですが…。
わたしが出版を目指した2020年から本を出した2024年までがあまりに激動の時代だったので、誰にとっても価値観がひっくり返ったことは言うまでもありません。
例えば、結婚・出産・新居の購入・海外旅行とかだって「大きな幸せ」ですよね?
それが起こっている瞬間は間違いなく最高なのですが、今の時代って例えば「大好きなフレーバーのお茶を毎日1杯飲む時間が幸せ」とか「好きなYoutubeの動画を見ながらゴロゴロしてるのがたまらない」とかそういう小さな幸せを大切にしたい人が増えている気がします。
決して「大きな出来事」を目指すもんじゃない!と言いたいわけでもありません。
だって『人生が終わる時、何をしなかったことを後悔するか?』と自分に問うて真っ先に上がるのが「出版」だと思っていたのです。これは人それぞれだと思いますが、やりたいことはやらなくっちゃ…!
自分を幸せにするためにやりたいことはやる。日々のお茶タイムも、夢への積み重ねも同じくらい脱力してやれたら最高です。そんなふうに生きるのが2025年の目標ですね。
「小さな幸せ」の先に「大きな幸せ」がある
そして、著者になった人が必ず言う「出版した後は、仕事の質が変わった」というのをわたしも今まさに体験しています。印税で生活ができるとか、そういうのではありませんが…。笑
やりたかったことを叶えた先には、予想とはちょっと(いや、だいぶ?)違ったけど、「実はそれやりたかったんだった」と思えるご縁に恵まれ始めています。
だから、「大きな出来事」を目指すことはとても素敵なことです。けれど、その結果を得ること以上に、日々の小さな幸せを感じたり、自分が自分と一致して生きていられる状態を積み重ねていくことのほうが、今すぐできて、幸福度は高く、持続性もあるんです。
パラドックスですが、そうやって脱力しながら日々幸せを積み重ねていった先に、結果的に「大きな幸せ」も付いてきちゃうのが、これから始まる新時代の生き方なのではないかと思うのでした。
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