外資系企業勤務やキャリアUPを狙う方へ、年に一度のキャリアの棚卸しのススメ
早いものでもうすぐ年末です。
外資系企業では会計年度が12月末締めの企業も多いと思います。
3月末締めだったとしても、12月は四半期の締めくくりのタイミングとしてパフォーマンスレビュー(評価)を実施する企業が多いのではないでしょうか。
このタイミング、実はこの一年を振り返り自分のキャリアの棚卸しをするのにうってつけで、特にキャリアUPをしたい人にはオススメです。
キャリアの棚卸しとは
キャリアの棚卸しとは、具体的に何をすることなのでしょうか。
難しいことはありません。
これまで自分が携わってきた仕事とその成果を言語化し、それを自身のレジュメ(履歴書、職務経歴書)に追記していきます。
難しいのは、これを少なくとも年1回など、定期的に実施できるか、という点です。
自身のキャリアの棚卸しは、やらなくても今の仕事に直接影響はないので、多忙な日常の中でそもそもやろうという気持ちになり辛いものです。
それが何年も続くとどうなるでしょうか。
人間の記憶は曖昧なもので、時間の経過と共に自分が携わった仕事でも詳細を忘れていきます。
いざ、レジュメが必要になったとき、あれ…この空白の数年間何をしてたんだっけな?となってしまうかも知れません。
定期的なキャリアの棚卸しのメリット
記憶がクリアなうちに記録するので、正しい情報を記録できる。特に数字などは転職時にはアピールに大事な要素になるが、後になればなるほど数字の情報を探すのは困難になる。
自分の実績を言語化することで、直近1年も含めたキャリアを俯瞰的に確認でき、新たな気づきや方向性を得ることもある
社内でキャリアに関する話があった時にもしっかり対応できる。自身がやってきたこと、成果、今後について過不足ない言葉で語れると、社内の昇進機会を引きつけやすくなる
自身のレジュメのマスターのようなものをメンテナンスしておけるので、社内外でチャレンジしたいポジションが出てきた時に身軽に動ける
なぜこの時期がオススメか
多くの企業でパフォーマンスレビューがあるので、それと連動して自身のキャリアの棚卸しをするというのを思い出しやすい
上司とのパフォーマンスレビューミーティングの機会に、上司から見た自身の強みなど、アピールに繋がりそうな情報を集めやすい
新年に向けて新たな気持ちを持ち、今後に対する夢や希望に思いを巡らせやすい
という利点があります。
企業によってパフォーマンスレビューのサイクルなど違いはあると思いますが、もちろんこの時期以外でも問題ありません。
要は、年に一度やることを習慣化できるかどうかです。
まとめ
外資系企業へ挑戦したい、あるいはキャリアを構築していきたいと思っている方は、この時期、是非レジュメのアップデートをしてみてください。
すぐに転職で使う需要がなくとも、レジュメをアップデートすることでのメリットは沢山あります。
また、もし余裕があれば英文レジュメも用意しアップデートしておくとより良いです。
英文レジュメの用意は慣れていないとかなり時間がかかってしまいますが、少しずつ書き進めるのは負担が少なく、また以前書いた文もついでに推敲できますので、より良いものに進化させていくことができます。