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久保田利伸 CONCERT TOUR 2024-2025(など)
「久保田利伸 CONCERT TOUR 2024-2025 佐藤さん、いつものでよろしいですか?」、渋谷のNHKホール1日目。
平日は基本的にライブには行けない。ほぼデスクワークだが、度重なる闘病後に体力が落ち、よく微熱を出したり胸痛を起こすために体調が読みにくいからだ。運動もままならず、痛めた腰からの痺れも完治はしていない。無理はしたいが止められている。高崎はアクセスや旧知の医師など諸々条件がよく、例外だった。
だが、この日はちょうど他の用事と重なったのもあり、ダメ元で応募してみたら抽選に当たった。一度生で聴いてみたいと、ずっと思ってきたステージ。手が震えた。
ここまで書いておいてどうかと思うが、ライブ前に明治神宮を参拝した。歩く距離は増えるが、緑が心地良い。
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ここでも、駅前でも当たり前のように助け合う人たちがいて、それがなんだかうまいこと通じていいことありますようにと思った。
外国人ツーリストに、英語を話せない(と思われる)人がスマホ片手に一所懸命道順を説明している。車椅子ユーザーを案内する若者たち。弱った、じーんとしてしまう。
みんな願いが叶うといい。
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NHKホール3階。このホールはとても見やすい。演出も見渡せる。
会場SEや光の演出を活かしたオープニングDJタイムは選曲もよく、Lauryn Hill「Ex-Factor」やDebarge 「I like it」、Brandy「Brokenhearted (feat. Wanya Morris)」にAlicia Keys「You Don't Know My Name」など、お馴染みのナンバーが気持ちを盛り上げていく。
ツアー中だが、セットリストに触れたい。触れても何ら問題なく楽しめるオールタイムでゴージャスな内容だったが、見たくない人はこのまま閉じてほしい。
ショー本編は「TAWAWAヒットパレード」からスタート。King of J-R&Bのすさまじいグルーヴを初っ端から体感。音と音の間に細かなハネや装飾音が縦横無尽に張り巡らされ、うねりが身体を刺激する。コーラスがまたとんでもなく上手い。
短いMCや紹介を挟みつつ、「Boogie Ride」から「Angel」「So Beautiful」をしっとり艶やかに。
アルバムレコ発ではないためニューヨークで選曲したが、ホテルの部屋から聞こえるパリピのドンツクが明け方まで続いた話など、ユーモラスに笑いを交えながら。窓を開け閉めした時の音再現がハイクオリティ。
「天使と悪魔」「Green Light~青信号~」、「What"s The Wonder?」と続き、まさかの「La-La Means I Love You」が。ときたら当然「早い?」と聞きながらもみんな大好きな「La・La・La Love Song」へ。会場は大盛りあがりで応える。
「The Beat Of Life」、そして言わずと知れた珠玉の名曲「Missing」。何度聴いて歌ったかわからない、本当に大好きなバラード。しかも故・Bobby Caldwellに捧げる、「What You Won't Do for Love」のカバーへと。歌い回しの端々に深いリスペクトと愛を感じた。そのあとの選曲が切ない別れの「Indigo Waltz」ななのもまた胸を締めつける。
「FUN FUN CHANT」、ヒットチューン「Love Rain~恋の雨~」「OPENING JAM」、さらに「Oh,What A Night!」「Always Remain」とアンコールまで含めてたっぷり酔いしれた。ダンスタイムもコーラスチームのパフォーマンスも、すべてが素晴らしい一夜。
このまま夢のような酔いが永遠に醒めなければいい、タイムマシンがあればいい。そう思いながらひとり帰路へ。雑踏も揺れる座席も、何かが叶ってしまった不思議な感覚で滲んで見えていた。
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