冬のFEVER、パーティーにて
新代田FEVERにて、Deep Sea Diving Club主催のSEA SIDE PARTY。
DSDCは勿論のこと、THREE1989もmacicoも生で聴いてみたかったバンド。特に歌謡曲みの強いTHREE1989はとても気になるところ。
あのジャンルは生歌超激ウマの上に場の空気感完全制圧が基本みたいなところがある。天下一武道会かな?
pootieのチキンが気になりつつ、中へ。入口の案内がスタイリッシュ。
ライブ前に物販コーナーへ。7インチと新グッズのシール2セットを購入。7インチはタワーオンラインで注文済みだけどフラゲ。あるなら買いたいし、レコードはいずれ擦り切れるからね。
まずはmacicoから。R&Bやシティポップ感のある良質なJ-POP、という音源のイメージよりも、体感温度がかなり高いパフォーマンス。同行のフォロワーさん、リアルでははじめましてのダイバーさんともに盛り上がる。
この日はメンバーのyukinoさんが体調不良で休まれたけれど、はやくよくなりますように。フルメンバーでも聴いてみたい。
それと、サポートベーシストの奥田一馬さんが最高すぎた。演奏も、めちゃめちゃ楽しそうな笑顔もいい。インストバンドをされているということでそちらも気になるところ。
次はTHREE1989。はいきたDJ、大好き生DJ。大学祭前夜祭でDJお招きして毎年クラブパーティー主催したよね、とかいう遠い記憶が呼んでもいないのに速やかにカムバック。気分は上々、オープニングのクラブクラシックな選曲から音ネタまでもう正直たまらん。
そしてボーカル力、フロントマンのフロア支配力が圧倒的。もうね、クレイジーケンバンドの旧譜とかピチカート聴いて懐かしさに浸ってる人は全員ライブ観ればいい。多分向いてる。何もかも吹っ飛んで絶対盛り上がるから。「ああ今夜」、歌謡と洋楽テイストを歌謡比率多めで絶妙にブレンドするところなんて、最高。
ラストの「待ち逢わせ」はこの日リリースの新曲。恋愛だけではなく、失ったつながりや亡くした人を思う気持ちをも含めた素晴らしい曲。聴いて揺れながら、もう二度と会うことのかなわない人を思い出していた。声も顔もいずれ薄らぐと思っていたけれど、音楽はすごいね。込み上げてくるものがあった。
トリはこの日のオーガナイザー、Deep Sea Diving Club。4度目まして。ワンマン、フェス、対バンときての対バン。今年よくリピったなあ。
「lostpeople」でステージはスタート。心地良く思いのままに、それぞれが揺れるフロア。続く「Left Alone」そして「Just Dance」で加速し、時に振りも交えながらボルテージが上がっていく。サビのハイトーンが美しい「FLACTAL」も聴けてうれしい。
THREE1989と同じく、DSDCもリリースデイ。ということで、アンコール1曲目はこの日リリースされた「Miragesong」を。この曲が本当にいい。夏のイメージが強めのバンドとされるけれど、どの季節に聴いてもDSDCはいいということを改めて提示する、ポップネスに満ち溢れた切ない良曲。
ラストは「CITY FLIGHT」でTENJIN NEO CITY POPを満喫。手を振ったり指ハートしながら袖にはけるメンバーが、ひとまわり大きく見える夜だった。
DSDCのセトリプレイリストはこちらから。
「cinematiclove」音源最高だけど
ライブならではのマッシュアップすきだな