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続・伝えたい人の動画レシピ
需要があるかどうかはわからないが、前回の補足。ちょっとこなれてきた時に。
◇前回の記事はこちら
【イラストを活用しよう】
商用フリーのイラストサイトといえば、有名なのが「いらすとや」だ。姉妹サイトの「いらすとん」も可愛い。他にも無料で利用可能なサイトがたくさんある。
ただし無料イラストサイトにも規約がある。動画使用ができるか、画像は何枚まで使えるのか、加工が可能であるかなど、規約をしっかり読んでから利用されたい。
要クレジットとあるものについては、著作権者の名前を表示する必要がある。
ついでに書くが、フォントにも著作権がある。安心して使うためには、フリーフォントの利用をお勧めする。
【授業は学校で】
内容が小難しくなると、見る人の範囲がグッと狭まる。
難しいことを簡単に、楽しく見せるのは実は至難の業。実際に作ってみると、見ているだけの立場でいた時とは違う風景が見えてくるはずだ。
逆に言えば、それが見えないうちはただの独り善がりか、もしくはとんでもない才能があったということになる。
伝わるように作る、それ以前の問題として、冒頭で飽きたり敬遠されないようにしなければならない。
授業テイストにならないように、適度な声の抑揚や各種効果を交えつつ作ると見易くなる。
ちなみに、万人向けとは小学校高学年~中学生でもわかる程度。これはなかなか難しい。内容によっては、予めターゲットを絞ることも必要だ。
【メリハリをつける】
5分を超える動画ならば、メリハリをつけるために工夫を。
無理やりお楽しみコーナーを作っても、楽しんでくれるとは限らない。芸人でないならば、まず滑ると思ったほうがいい。好感度の高い笑いは、非常に高等で難しいもの。
初心者が簡単に費用の負担なくメリハリをつけるには、初歩の初歩、寄り(アップ)と引きを上手く組み合わせることを考えてみるといい。
動画を見ていて思うのだが、慣れていない人は単調な長回しをしてしまう。これではいくら内容が良くても、見ている人が飽きるし疲れる。
寄りと引きで変化をつけるだけならば、ひとりで撮影するとしても、同じ台本で2回撮影し編集すれば可能だ。
勿論、予め絵コンテなどがあれば、まるまる2回撮影しなくても各パートごとに撮ればいい。この場合、順撮りと呼ばれる「頭から最後までを順に沿って撮る」のではなく、寄りの場面をまとめて/引きの部分をまとめてそれぞれ撮影出来る。カメラのセッティングを変える回数が最小限で済む。編集で繋げればいいのだ。右から・左から・寄り・引きならば4パターンの画作りが出来てしまう。
ただし、切り替わりのシーンは「編集点」、つまりのりしろの部分を作っておこう。喋る→5~10秒の沈黙→喋る、といった具合だ。
作り手としての工夫はまだまだ出来るが、動画を作成するにあたって初心者が簡単に出来ることのみを2回でまとめた。
筆者は「動画サイト」系の人間ではないため、動画サイトならではのポイントもあるだろうと思う。再生回数を上げるテクニックなどは、その手のプロの解説に任せたい。
伝えたいことが上手く伝わることを祈る。
◇ ◇ ◇
当記事のヘッド画像は「みんなのフォトギャラリー」からお借りしています。
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