人間ドックを受けて受けた恩恵
会社の健康診断が35歳以上は人間ドックに変更になったおかげで、大変なことに気づき向き合っている現在です。
エコー検査で腎臓まわりになにか影を見つけましたと人間ドックの診察の際に医師から言われ、要精密検査という文字が書かれた検査結果とエコーの証拠画像のCD-ROMが自宅に届いたのは10月も中旬を迎えるくらいの頃。
健康体のこれまでと、それ以降と、生活がガラリと変わりました。
正確には、自覚症状がほぼ無いため、生活は変わっていないのですが心持ちがガラリと変わっていました。
今思えば、『産後のホルモンバランスの影響』という、“めちゃくちゃ使い勝手のいいワード”に支配されて私の思考回路は止まっていたのだと思う。ちょっとした不調も、身体の軋みも、なんとなく違和感のある左脚の内側にも、全く気に留めずにいた。
再検査のため、自宅近くの専門の病院を受診。この病院をA病院とする。
CD-ROMのデータを見てもらい、改めてエコーを見させてくださいとそのA病院でもエコー検査。そこで見えた影、まぁ腫瘍ですね、これが大きさにして8cmくらいあるという。8cm。どのくらいだろう、でも、小さくはないよな。と言うか、大きい、よな。
エコーだけじゃ分からないからCT検査をしたいとのことで、CTが撮れる近くのB病院を紹介される。それ次第で、ある程度の診断がつく、と。その場でA病院の先生が直接B病院にCT検査の予約をしてくれてトントン話が進む。ありがたいけれど私の心は全く追っつかない。
ここのA病院の先生がちょっと気が早い方だった。まだCTを撮る前に腫瘍の大きさからして悪性の可能性が高いだとか、大学病院など大きなところへ行くならオススメはこのあたりだと○○病院よりは□□病院、などどんどん情報を入れてくる。
CT検査は次の日の予約だったのに、面食らったのかその晩に突然の発熱。病は気からか。素直すぎる私の身体。発熱したらCT検査よりもコロナやインフルなどすべき検査が先にあり、CT検査はもちろん延期。
CT検査からある程度分かるとおっしゃるからその通りにしているのに、CT撮る前からそんなビビらせますか。そんな思いを抱えながら一週間遅れてのCT検査。この一週間、めちゃくちゃ長かった・・・
CT検査の結果を持参して、その日のうちにA病院へ。この辺りの連携はスムーズでありがたい。そして、意を決してA病院の先生の判断を仰ぐ。
結果は、「もっと大きい大学病院へ行ってください。紹介状書きますので。いつ行けそうですか?なるべく早く行っていただきたいんですが、スケジュールお分かりになりますか?」
またその場で今度は大学病院の予約を取ってくれるA病院の先生。それはありがたい。またスムーズ。ただ、なんか展開が早いというか、とにかくもう本当にめっちゃビビらせてくるな・・・
今思えば、もちろん楽観的にこられるよりは100倍いいのだけど、なんせ展開が早い。気持ちが全然追いつきません。
ちなみにこの間、仕事は変わらず続けていました。何か気がまぎれるものがある方がラクで、職場の上司には状況は伝えていて気にせず休んでとも言われていたものの、時間があるとなんだかあることないこと考えてしまいそうで。ガンガン仕事をしていた方がよかったので仕事はいつも通りに。
そして、予約してもらった大学病院へいよいよ。ちょっと長くなるので続きはまた次のnoteで。CT検査、MRI、その他たくさんの検査をしての結果を踏まえて入院することになる話です。
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