「時間をひろう」
毎日新聞・noteにて連載されている平野啓一郎さんの小説「マチネの終わりに」とのコラボレーション企画に参加し、作品を制作することになりました。
今回はその制作過程をこのnote上で「こぼして」いく予定です。
普段の私の制作環境はというと、だいたい深夜の自宅かファミレスにPC抱えてこもっており、とても人にお見せできるような姿・状態ではありません。。。
自主制作のイラストスタンプの制作過程は、まず街に出て、この写真のような写真をいくつも撮りため、それを原材料に、鉛筆で下絵を描いてきます。それをPCにとりこみ、「あーでもない、こーでもない」と、ペンタブレットを蛇行運転させて、頭の中は「レレレのおじさん」をバタつかせたように試行錯誤をし、「完成」の一本筋を見つけては、スタンプに加工、人の目に触れる瞬間ギリギリまで、その作業を繰り返して量産し、仕上げていきます。
今回の制作でテーマにしたいのは「時間」です。
小説の中に、現実として流れる「時間」に比べ、
語られる男女の間の「時間」が、なんだか特別なものに感じたので、
気になってテーマにしよう思いました。
写真は、3月の雨の日の恵比寿、
「時間」についてぼんやり考えていたときに撮影したものです。
なんだか「時間をひろった」と思ったので、
これをとっかかりに、原料集めをし、作品制作をしようと思います。
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