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私が子宮頸がんになった話vol.6 帰宅から次の診察までの間

退院してから気をつけることは、”次回の診察まではシャワー浴”と”激しい運動は控える”で、他に行動制限はなかった。ただ、軽微な手術とは言え、手術は手術なので、10日ほどは在宅勤務にさせてもらって様子を見た。

手術以来、病院からの指示で夜用生理ナプキンを当てて様子を見ていたが、少量の血液と傷から出る分泌物?のようなものが出ていて、大出血というほどではなかったので、帰宅数日後から”ふつうの日”用ナプキンに変えた。この程度ならすぐ止まるかな〜と思っていたが、この液体は思いの外止まらず出続けていて、トイレに行くたびにナプキンを変えていた。アラフォーになってから生理の出血がそこまで多くなかったので、肌触りや薄さを重視した、20代の頃より少しお高めのナプキンを使用していたが、すぐ換えるので量が必要になり、2パックで300円ほどのお得な商品を使用していた。1ヶ月後の診察まで6パックは使用した。傷からと思われる液体は、日が経つにつれ、生臭くなってきた。ネットでも同じようなことを書いてある方がいて、出血が酷いわけではなかったので、病院には連絡せずに様子を見た。そのうち、生理日と重なるあたりから、生理か術後の出血かわからない出血が続き、結構量が多かったが、これも許容範囲かな〜と見守っていたら、そのうち出血量が落ち着いていき、生理が終わる頃、次の診察を迎えた。
(※もちろんこれは私の場合なので、気になる場合は病院に連絡してくださいね)

次の診察前に久しぶりに美容院に行った。婦人科検診以来、「もし抗がん剤治療を受けることになったら、髪が抜けてしまうだろうから、美容院に行く意味はあるのだろうか」と気分が落ちていたのだが、「もしそうだったとしてもそうでなかったとしても、今綺麗な髪のが気分が上がる」とやっと思えたのだ。いつも担当している女性の美容師さんに病気のことを話し、次回の診察が告知になることも話した。彼女と話していて、少し病気を客観視して話す余裕ができたことに気づき、自分の中でほぼ覚悟が決まっているのだと実感できた。

病気が治ったら、もっと人のためになることをしたい、私はそう発言していた。

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なつこん
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