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がんが特別ってことでもないんじゃないか


子宮頸がんの手術を受けてから1年が過ぎた。
診察は現在3ヶ月に一度、半年ごとにCTを受けている。今のところ異常はなく、「今回もセーフ! 」とほっと胸を撫で下ろす。

先日、Threadsで、「がんになった人にしかわからないこと」と書いた投稿を見かけた。手術したら治ったように見えるかも知れないけど、定期検診の度に不安が続く、というようなことが書かれていた。本当にそうだなと共感した。ただ、それってがんに限らないことだとも感じた。誰しも病気に限らず何か悩みを抱えているかも知れない。自分のこと、子どものこと、家族のこと、仕事のこと…。自分の経験したことのないことを想像するのは本当に難しい。当事者に対して、その経験のない人は意見しないのが無難だと思う。

私はがんになったことをそんなにポジティブにもネガティブにも感じていない。もちろん、がんになって気づけたこともある。でも、がんになって良かったとは思わない。がんで脚のリンパを取らなければもっと気軽にできたのにな〜と思うことはあるが、人生が終わったわけではない。だからがんになったことについて、私以外の人に意見を言われると「?」となる。思うのは自由だけど、それ言われてもなあ…。
自分でそうだと分かっている、納得していることだったとしても改めて他人から言われると気分の良くないことなんかもよくある。

自分が抱えていることを盾にしてわがままを通すのは他者との関係においてやらない方が良いと思うけど、表面に出ていなくて他者が分からないこと(がん言ったらその後の体調の辛さとか)をきちんと伝えるのは大事だなとは思う。

誰しも何かしら抱えていることはあるので、理解はできなくても、協力して生きていけたらいいよね〜等、様々なことを思わせてくれるThreadsでした。さんきゅ!

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