Forbes JAPAN「社会課題を解決するオーガニックの秘密」連載スタートのお知らせ
世界最大の経済誌Forbesで連載スタート🌿
Just became a Forbes columnist🌏⠀
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連載タイトルは
「社会課題を解決するオーガニックの秘密」⠀
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環境問題・社会課題解決のツールとしての
オーガニック情報をここドイツから発信していきます。⠀
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第一弾の記事では、
パンデミックの原因は「食」。
経済合理性を追求した帰結にあるという話をしてます。⠀
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近年、世界中で増加し続ける新興感染症。⠀
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その要因の一つに、生産性を過剰に追い求めた
ファクトリー・ファーミング(近代畜産)があります。⠀
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その代償として、今起きているのが人や地球に
もたらされている健康被害です。⠀
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本記事では、
感染症と畜産業の歴史や世界各国の疫病研究結果を踏まえ⠀
⠀オーガニックがかつてないほどに重要になっていく理由をまとめました。⠀
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「感染症のリスクも減らす 今こそ知るべき「オーガニック」の真価」
https://forbesjapan.com/articles/detail/35195⠀
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以下、記事抜粋:⠀
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「集約畜産の現場は病気の繁殖地と化した。英バース大学の微生物学研究者らは、牛や鶏といった家畜の調査結果をもとに、ファクトリー・ファーミングが病原体が蔓延する温床になっていると警告する。」⠀
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「さらに恐ろしいのは、ファクトリー・ファーミングは、ウイルスを強毒化する培養器であるということだ。英ロンドン大学や米ジョンズホプキンズ大学などの共同研究によると、遺伝的に同一の動物が大量に密集した環境下では、ウイルスが適応進化しやすく突然変異が起こりやすいという。つまり、飼育場内で高い感染力や高い致死性が培養されていく可能性があるということだ。」⠀
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「有機畜産は、一頭・一羽あたりの最低飼育面積が定められていることから飼育密度が抑えられる。また、有機家畜には通風や採光を伴う住環境が確保され、屋外へ自由に行き来できることから、感染リスクが低くなると考えられている。」⠀
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「日本で有機食品の消費が進まない最大の理由は、その価格の高さゆえだろう。しかし、ファクトリー・ファーミングなどの工場から出荷された食の値札は真の価格ではない。そこには、上述してきた健康コストや環境コストといった地球全体に負の影響を及ぼす無数の「コスト」が隠されている。」⠀
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「オーガニックは、人や動物の健康を高め、気候変動の緩和や生物多様性の保全に貢献する。後者は「生態系サービス」と呼ばれ、値札に反映されることがない。だからこそ、欧州連合はオーガニックを「公共財」として捉え、有機食品を消費者が買いやすいよう、生産者が作りやすいよう支援してきた。」⠀
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次回以降も、オーガニックを基軸に世相を反映させたテーマで綴っていきます。どうぞお楽しみに。⠀
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今回Forbes Japanさんで連載をさせていただくにあたり、多くの方にお力添えいただきました。この場を借りて皆様の愛に心から御礼申し上げます。⠀
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