【海外子育て】読書好きな子に育てるためにやっていること②
ロンドン生まれ、東京&パース育ちの小5、小2の息子たちが読書を楽しみ続けてくれるように、工夫していること第二弾です。
第一弾はこちら。
海外在住小学生の読書習慣づくり-英語編
2年前にパースに来る直前は、いつの間にか読み聞かせをやめていました。明確な理由やきっかけはありませんが、フルタイム共働き育児で夜はバタバタしがちで、なんとなくやめてしまいました。
けれどもパースに来て、子どもたちの英語習得のサポートをしたいと思い、日本人ママ友に教えてもらった英語の児童書の読み聞かせを始めました。
The 13 -Storey Treehouse
オーストラリアで子どもに人気の作家で、Treehouseシリーズだけで何作も出ています。イラストがあってドタバタコメディ的な内容なので、完全に英語がわからなくても、子どもたちもなんとなく楽しめるようです。
次男は和訳してほしがったので、英語で読んだあとでざっと訳してあげました。児童書だけど、けっこう知らない単語があって、逐語訳は大変です。文脈でなんとなく意味はわかるので、ざっと大意だけ訳してあげました。
ちなみに、渡航後2年たつ今は和訳不要です。たまに単語の意味は聞かれます。
Oxford Reading Tree
長男がロンドン時代に学校の宿題で読んで気に入っていたシリーズです。日本帰国後アマゾンで買ったものの、あまり読まないまま放置されていました。これもパースでの読み聞かせレパートリーにしました。
1冊が短く読みやすく、ステージが進むにつれて少しずつ単語や文章の難易度が上がっていきます。学校や家庭での日常が描かれているので、ストーリーが理解しやすいです。Magic Keyシリーズは冒険要素があり、子どもたちも楽しんでいます。
英語読み聞かせをしてすぐに効果が実感できたわけではありませんが、英語に親しみを持ってもらうためによかったかな、と思っています。
インターの担任から言われたこと
小5(インターではYear6)長男の担任との面談で、家で子どもをサポートできることは何かと聞いたら、「日本語の本を読ませてください」、と言われました。
「英語の本も読ませようと思っているんだけど」と伝えると、「英語は学校で十分読むので、母語を失わないように、家では母語のサポートをしてあげてください」とのことでした。インターの先生らしいアドバイスだな、と思いました。
ついつい相対的に弱いように見える英語を何とかしたくなるけど、母語維持・伸長も同じくらい大事なんですね。海外で、日本語を維持伸長するのは、それはそれで大変ですが…。
ちなみに、小2(インターではYear3)次男は、英語の読書(音読)の宿題があります。Year3まで(?)は、非英語話者の次男に限らず、全員です。その子のレベルに合わせた本を持って帰ってきます。日本と同じで、小学校低学年くらいまでは、言語習得のために音読が大切なんだな、と感じます。
この記事では、2年前の駐在渡航時に船便で持ってきた本をまとめています。
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ヘッダ写真: UnsplashのDebby Hudsonが撮影した写真