驚き上手は、会話を生かす
最近、いろいろな場面で、
驚き上手な人って素敵だなーと感じることが多い。
驚きの表現というか、表情というか、
一瞬のリアクションって、会話に命を吹き込むんじゃないかと・・。
(大袈裟か…^^;)
■驚きの種類
本来、驚くっていうのは、
🤩 WOW とか
🤗 やったー!みたいな
ポジティブな反応から
😱 ギャー! とか
😡 ちょっと待て!
にいたる不快レベルのものまで、
・・・いや、
😵 なんと…! とか
😲 へー! のような
中立的なものだってある。
いずれにしてもここで話題にしたいのは、
顔を見てやりとしている会話中のリアクション。
つまり「表情」とか「呼吸」とか「しぐさ」とか
「体の動き」とかによって表現されるもの限定。
チャットとかLINEとかテキストベースでは、
記号や絵文字やスタンプ?をいかに駆使して、
そつなく上手に早くタイピングできるか?
が、イコール 驚き表現になるでしょ?^^;
(まぁ、それも楽しいんだけど・・笑)
でも、ここでは
生身の人間が、瞬間的に発する
「驚きのリアクション」について一考したい。
■驚き表現の効果
会話コミュニケーションに欠かせないものは
【相槌】
「うんうん」
「そうそう」
「だよねー」みたいな。
言葉を発しなくても、
頷いたり、目を細めたり、逆に見開いたり、
アイコンタクトすることだって相槌に含まれると思う。
コミュニケーションが上手な人っていうと
何を話すか?っていう
「話題のチョイス力」とか、
どう話すか?の「ボキャブラリー力」とか、
どうオチを作るか?(笑)といった
「構成力」に目がいってしまいがちだけど
本当の肝は「相槌力」なのではなかろうか…
で、その相槌力の上位グループに、
「驚き表現」が含まれてるように思うわけ。
■驚きは会話をエンカレッジする
日常の雑談的な会話ではもちろんのこと、
たとえば会議やコンサルティングの際にも、
ときに目を丸くしたり、息を飲んだり、
「え!?」とか「あぁ!」とか
「なるほど!」「ホントに!?」「そっか〜!!」
みたいなリアクションを見せてくれる人がいると
そのやりとりがイキイキしてきて、
どんどん場が盛り上がっていく
っていう経験が、誰でも少なからずあるはず。
そういう表情をWOW Faceっていうらしい・・・
まぁここまで↑とは言わずとも、
ここ!っていうときのリアクションって大事よね?
その場の会話にエンジンがかかるというか、
促進されるきっかけになる感じ。
だから、結構良い話してる
(とこちらは思っている/笑)にもかかわらず、
瞼は動かず、視線も変わらず、
鼻の穴さえ1ミリも開かずに、
これまでと同じトーンで会話を続けられたときの
切なさといったら・・・^^;;
(ときどきいるでしょ?
“えぇ。。。私、それ知ってたんでビクともしませんわ”
的な スルーマウンティング?対応する人。
あれって、頷いちゃたり驚いちゃうと
なんかプライドが傷つくような感覚があるんだろか…(-_-)
そういう人と話すと、自ずとだんだん
その先の会話が萎んでいっちゃうよね…)
でも、その一方で
あまりにもわざとらしいエセ驚嘆とか
迎合チックな 前のめり共感も寒々してくるわけで、
そうするとこれって、結構、高度だなーと。
この驚き表現の相槌スキル、磨いて損はなさそう…笑
■驚きの表情、何種類持ってる?
ちなみに、以前どこかで
出来るキャバクラ嬢は「さしすせそ」が上手だと
教えてもらったことがあるけれど、
これも会話を盛り上げる相槌(ビジネス)スキル。
「さ」すがです!
「し」らなかった〜
「す」ごいっ!
「せ」ンスいいですねー
「そ」うんなんですか!?
どんな話題がふってきても
この「さしすせそ」で乗り切れば(笑)
気分良く(相手は)会話を続けてくれるらしい。
余談だけれど、
これをパートナーシップの講座の中で
雑学的に伝えたら、あるご主人から
「うちの嫁はキャバ嬢じゃありません…」
とお叱りを受けたっけ・・・^^;;
そうそう。そうなの!
驚き表現って、準備してたものじゃないのよね…
まさにリアクションって、瞬時の反応。
いまや多くの人が自由に使いこなしている
オンラインツールだと、
相手の発言に反応しても何か言っても
ちょっと間ができてしまってタイミングがずれたり、
逆に速攻すぎるコメントは
音声が被って聞き取れなかったりする。
そうすると、
音声でのリアクションは控えて、
リアクションボタンに頼る
みたいなことが起きているけれど、
オンラインだからこそ、
その表情が伝えるものは大きいだろうと
あらためて思う。
小さなことにも驚きを大事に、
驚いた心の動きを
他者にも自分にもスルーしないで
表現できるように、
過ごしていきたいと思う、今日このごろ。
さっきのキャバ嬢の「さしすせそ」
言葉無しに(下心無しに/笑)
表情だけで伝えられるようになったら
それこそ超売れっ子になりそうだ。