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「どうせ無理」が口ぐせの子にできること
🌱「どうせ無理」、本当は…?
「もう無理…」「できない…」
お子さんが何かに挑戦する前から、すぐに諦めてしまうと心配になりますよね。
「やればできるのに!」
「もうちょっと頑張ってみたら?」
つい励ましたくなる気持ち、とてもよく分かります。
でも、子どもは「できない」と言うとき、
本当にできないのではなく、
「できるかどうか不安」なことが多いのです。
だからこそ、無理に前向きにさせようとするのではなく、気持ちに寄り添うことが大切です。
🌱「すぐに諦めてしまう子」への寄り添い方 4ステップ
① 「できない」気持ちをそのまま受け止める
「できるよ!」と励ます前に、まずは共感を大切にしましょう。
✔ 「難しいって思ってるんだね」
✔ 「うまくいかなくてイヤになっちゃった?」
✔ 「どこが難しいって感じた?」
お子さんの「無理!」の裏には、不安や失敗への怖さがかもしれません。まずは気持ちを受け止めて、安心させてあげるのが効果的です。
② 小さな「できた!」を一緒に見つける
諦めがちな子は、「成功体験」が少なく、自信を持ちにくい傾向があります。
「これならできるかも?」と思える、小さな成功を積み重ねるのが大切です。
✔ 「さっきよりちょっと進んだね!すごいじゃん!」
✔ 「ここまではできたね!やったね!」
✔ 「前はできなかったのに、今はここまでできるようになったね!成長してるね!」
たとえ完璧でなくても、「前よりちょっとできた」を一緒に喜ぶことで、「やればできるかも」という気持ちが育ちます。
③ 「どうしたらできる?」を一緒に考える
「できない!」で終わらせるのではなく、どうしたらできるかを考える力を育てるのも大切です。
✔ 「じゃあ、どこまでならできそう?」
✔ 「どうしたら少しやりやすくなるかな?」
✔ 「○○なら手伝えるよ。一緒にやってみる?」
「こうすればうまくいくかも!」というアイデアを一緒に探すことで、「やってみようかな」という気持ちにつながります。
④ 「がんばる」以外の選択肢もOKにする
ときには、「今日はやめる」選択肢もアリです。
無理にがんばらせると、挑戦すること自体が嫌いになってしまうことも。
✔ 「今日はここまでにして、また明日やってみる?」
✔ 「休憩してからもう一回やる?」
お子さん自身が「やる・やらない」を決めることで、「自分でコントロールできる感覚」が育ち、少しずつ挑戦しやすくなります。
🌱「諦めずにがんばれる子」になるために
すぐに諦める子も、「やればできる!」という自信がついてくると、少しずつ挑戦できるようになります。
焦らず、少しずつ、「できるかも?」の経験を増やしていけたらいいですね✨
大丈夫。
お子さんは、「できるようになりたい」気持ちをちゃんと持っています。
それを育てるために、まずはおうちの方が寄り添ってあげられたら、それだけで十分です。
頑張りすぎなくて大丈夫ですよ😊