賃貸インテリア|視線をあやつり、心を喜ばせる
こんばんは。奈都子(@natsuko_908)です。
6月に入り、そろそろ夏到来でしょうか。夏生まれですが、あまり暑いのが得意ではない私。今年の夏はさらに家にこもりきりになりそうなので、せっせと部屋を整えていきたいと思います。
先日の投稿から、「あやつる」のワードが続いていますが・・・「あやつる」=「誘導する」こと。インテリアづくりでは、これを多く使用します。今回は【視線】をあやつり、お部屋を心地よくしていきたいと思います。
ダイニングから見える2つの景色
わが家はダイニングで食事だけでなく、PCを広げて仕事をしたり、お茶をゆっくり楽しんだり、1日の大半を過ごす重要なエリア。私はその日の気分で座る場所を変えたりもしています。そうすると、私の目の前に広がる、ぽっかりと空いた2面の壁。なんとなく、物足りない・・・そこで、今もっているアイテムの中からいくつか厳選して、その物足りなさを解消することにしました。それぞれの壁にテーマを決めて飾ります。
1:オンリーブラック
ここは、ダイニングから窓の方向に向かって座ると見える壁。窓を開けると空がよく見えるので、装飾は少な目に。すべてブラック色のアイテムでまとめることでスッキリ。白い壁との対比で、壁にアクセントをつけました。ブラック色はダイニングテーブルやフロアランプにも用いているカラーのため、部屋全体のまとまりも意識しています。
2:サマー・トライバル
贈り物でいただいたサイズは40cm角ほどのトライバルラグ。これも馬かラクダに乗った人が描かれており、絵画のように飾れば立派なアートに。ウールのラグなので、夏場は温かみが強すぎるな~と感じ、隣合う壁にラグとリンクさせる赤や青、橙色の入ったポストカードをマスキングテープでぺたぺたと貼りました。実はあまり気に入っていなかった幾何学模様の壁紙ともなんとなく相性がよくまとまりました。
飾り方があか抜ける2つのルール
先述したように、どちらの壁もテーマを決めて飾っているのですが、共通したルールがあります。1つ目は、ダイニングに座った時に顔を上げると目につく位置&立った時の目線の高さであること。2つ目は、三角形を意識することです。
飾ったものを見る場所や姿勢に合わせ、ちょうどいい高さを見つけましょう。床から150~120㎝の高さが目安になります。身長によって、立った目線、座った目線は異なります。私は身長が168㎝あり、夫もそこまで身長が高くないので、二人とも大体同じくらいの目線の高さ。なので、一般の目安よりは少し高い160㎝のところにポスターやラグの中心がくるように飾っています。
また飾る時は基本、三角形になるように配置。私は均整のとれた落ち着きのある空間よりも、少し軽快で遊びのある空間が好みなので、左右非対称に飾ることが多いです。ポストカードも3枚を三角形になるように重ねているのがお分かりいただけるでしょうか?
目が喜ぶと、心も喜ぶ
この2面の壁を飾ってから、ダイニングで過ごす時間がさらに特別なものになりました。仕事をする時は時折 外の景色を眺めながら、ブラック色の置き入りアイテムが視界に入って うっとり。昼食をとる時は、反対側の椅子に座って、トライバルラグを見て「かわいいな~」と うっとり。でも、こうやって目を喜ばせてあげると、心も穏やかになったり楽しくなったり・・・視線を誘導し、見た目を整えると精神的な効果も得られる。これが、簡単な模様替えで手に入るなんて最高ですよね。「全然気に入ってないけど、なんとなくオシャレな感じするから・・・」って、飾るものを選んではNG。自分が心から可愛い!!とワクワクするものを集めてみてください。
あなただけのセンスある空間になりますように。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また次回のお話でお会いできると嬉しいです。