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おいしいもの手帳(2)
3連休の真ん中。天気が大変よろしい日。
青空と桜とおまんじゅうとシフォンケーキを堪能した記録です。
今回も茨城県結城市に遊びにきました。(1)の時に頂いた「繁盛なす」を食べ切ったので、補充しつつほかのお店とか地域の観光もしたいなと思い。京浜東北線からダッシュして宇都宮行きの湘南新宿ラインに乗り換え、うつらうつらしているうちに到着。ぽかぽかの日差しの中で結城さんぽ。
飛行機雲だったもの。前に来た時よりだいぶあったかかった。
古民家や趣深い蔵などがそこかしこに軒を連ねています。
結城市はもともと城下町だったそう。神社やお寺も多い地域のようです。この辺の歴史は不勉強でわからないからもう少しちゃんと勉強したい。
境内に入ると奥から太鼓の音が聞こえてきた。
春来た。
さてさてさてさて。おいしいもの記録です。本題です。
今回は「ゆでまんじゅう」。結城市名物、ローカルお饅頭です。
ほんのりあったか。
結城市の銘菓「ゆでまんじゅう」は、地域の各和菓子屋さんで販売されています。今回は「富士峰」さんでつぶあんを選びました。作りたてだったからか、まだほのかにあったかかった。
かじった瞬間ほくほくあんこで満たされる。最高。
一口かじると、ほっこりあんこが広がります。いちかじりでこんなに幸せになるのすごい。小豆のつぶがしっかり残ってて存在感ありあり。ゆでまんじゅうの生地ももちっとしていてたまらん。歯が喜ぶもちもち感で、あんこに負けません。一個でも満足感がたっぷりのおまんじゅうです。これはあったかいお茶が欲しくなる…!
お店の看板。歴史を感じる。
お店の自動ドアが開いたその先からすぐにたっくさんの和菓子に迎えられます。なんだこの幸せ空間。お店の奥にはお神輿?のようなものがどっしりと構えていました。女将さんがゆでまんじゅうの歴史やそれにまつわる地域のお祭りの様子をにこにこ教えてくださいました。
まゆげった・・・?
ゆでまんじゅうは、もともとは地域のお祭りの時に各家庭で作られていたものだそう。その為、おうちによって味が違っていたのだとか。
「今では子供も少なくなっちゃって、お祭りも昔のようにはいかないの」。
やっぱりどの地域も人は減っているんだなぁ・・と改めて感じつつ、でもしんみりとはさせない明るいおかみさん。「楽しんでいってくださいね!」と、あったかい笑顔で見送ってくださいました。
おまんじゅう一個しかいただいていないのに、こんなにほっこりさせてもらえるのが嬉しかった。今度は別の和菓子もチャレンジしたいな。
ちょいと長くなってしまいましたので、シフォンケーキは別noteで!
ありがとうございました。
■富士峰さん(富士峰菓子舗)
結城駅北口からでてしばらく行ったところ、だったはず。地域の神社、歴史深い建造物、咲き始めた桜などなど見とれながらふらふら歩いていた時に、たまたま見つけられたのです。
(食べログもありました→こちら)
口コミコメントにも女将さんのことが書いてありました。和菓子だけでなく地域のお話も聞けて、ほっこりできるお店でした。ぜひに!