幼女心と、うわの空。
日曜日の朝、
焼きたてのトーストにマーガリンを塗って、
コーヒーを飲みながらサクサクと頬張る。
繁忙期の為に昨日の土曜日は仕事だったから、
1日しかない休みをどう過ごそうか、
そんな事を考えていた。
そこへ、愛娘のカナがやってきた。
カナは、表紙を指差しながら、
一冊の漫画を差し出してきた。
『パァ〜パッ!これ描いてッ!』
娘に差し出されたのは、
鬼滅の刃 の15巻。
いや、数珠よっ!!!
鎖よっ!!!!
これムズくねっ!?
そんな事を言いながらも、
可愛い娘の頼みです。
頑張りましたよ!
幼女の心はかくも移ろいやすきモノ。
難易度の高めな注文に応えるべく、
2時間を費やしたボク。
いざ、報告ですよ。
パパ:
カナちゃ〜ん!出来たよー♪(∀`*)
カナ:
どれー?
・・・見えない。目が見えてない。
あー、白眼だもんねぇ。
でも元の画がこれだよー?
原画を見せるも、納得できない様子のカナさん。
次の瞬間、もう一度だけ問いかけるボクの声なんてうわの空で、彼女はテレビを見に去っていってしまいました…。
***
先月から、ハニーの影響で気分転換にお絵かきなんてモノを時々するようになった。
そして、お絵かき、確かに嫌いじゃなかったけど、社会人になってからは落書きもする機会はほぼ無かったから、なんだか新鮮。
そして、子どもの頃は、ペンで描くのはまだしも、授業や夏休みの宿題とかで「絵の具」を使うのが苦手だった。
でも、この歳になって久々に「絵の具」を使ってみると、なんだか奥が深くて面白い。
この感覚を子どもの頃に感じるなんて、ボクには無理ゲーだったなと再確認できました(笑)
ちなみに、こちらがその後に絵の具で色染めした完成版。
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過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。