遺書No.72 また怒り事例。
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2004.9.16
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今日は久々に営業で、
散々というほどに外をねり歩いた。
マジで疲れたけど、
ここ数年そんなに長い距離を歩く事もなかったし、
歩きによる蓄積疲労は、どことなく心地よかった。
さて、そんな中、事は起きた。
こんばんわ、みーくんです。
今日は随分と長い距離を歩いたし、
会社からかなり遠い所まで来ていたので、
また、それなりの規模の駅の傍だった事もあって、
帰りは久々に「バス」を使う事にしたのね。
事件は、そのバスで起こった訳さ。
言っておくけど、
こう見えて俺はご高齢の方に優しい。
いやいや、マジで(笑)
意外かも知れんが、優しいのだ。
で、何が起きたかというと。
馴染みのない街で、初めて利用する駅だったし、
バス自体に乗りなれていなかった事もあって、
バスの運転手にちょいと尋ねたんですわ。
こう訊かれたら運転手は普通、
「通りますよ」とか「行きますよ」、あるいは「通りませんよ」とか「行きませんよ」と、
なにかしら答えるのが当然やと思いますよね。
何ならちょっと親切心を出して、
「それでしたら2番乗り場から出てますよ(^-^)」
なんて答えてくれてもよかろ。
ところが、今日乗ったバスの運ちゃんは違った!!
運転手の方を見るに、
「俺はこの道35年のベテランだぜい?
おまえらの行き先なんて、俺の操作一つでどうとでもなるんだぜぇ?」
とでも言いたげなオーラを醸し出していて、
良くも悪くも年季に裏付けされたベテラン然とした空気を纏うオヤジだった。
そして肝心の、問いに対する反応はこうだ。
・・・おっと?予想とかなり違う。
まぁ、実に不愉快そうに眉間にシワを寄せて答えやがった訳ですわ。
おやおやどういうことだこれはと。
思わずムカついたが、
とりあえずここは我慢した。
今思い出しただけで腹が立つけど、
その時は我慢したよ!
でも、問題の事件は更にその後なんだよ!
とりあえず乗車してバスは走り出したのだが、
駅を出て4つ目の停留所に差し掛かった時、
推定年齢80を超えるかと思われる大きい荷物を背負ったお婆さんが、
降りるブザーを鳴らしたのね。
停留所についてまず最初にお婆さんは、
500円玉を両替しようとしたんだけど、
間違ってその500円玉を両替口ではなく、
料金箱に入れてしまったのね?
するとその時!
運転手のオヤジはいきなり物凄い剣幕になって怒りだし、
…え?
怒鳴りやがった!!((((;゚Д゚))))
中々にありえなくない!??
すぐ斜め後ろに立っていた俺は勿論の事、
バスの最後尾に乗っていた乗客までも静まり、
振り向いたに違いない程の大声で。
続いて運転手は、
あからさまに聴こえる音で「チッ」と舌打ちし、
いかにも面倒臭そうに計器類に並ぶ一つのボタンを押し、
つり銭を出した。
お婆さんは、可哀相な程に萎縮してしまいながら、
申し訳なさそうに
搾り出すようなか細い声で一言謝り、
そのつり銭を手にとって料金箱へ必要額だけ入れた・・・
・・・俺は久々にキレたね。
マジでムカついたのよ。
だって皆さん聞いてよ。
確かに両替と間違えて料金箱に入れちゃったお婆さんのミスだけど、
その為に生じた運ちゃんの労力と時間て、
“ただボタンを一つ押すだけ”
・・・たったこんだけじゃん!?
まぁ、俺も大人だ。
(声を荒げてしまう時点で大人ではないと言われそうだが…)
ムカツク運転手への怒りと共に、
お婆さんを庇いたい気持ちと、
勝手に乗客代表みたいな気持ちで、
運転手の態度に対してささやかな抗議をするにとどめた。
(上のセリフがささやかなの範疇に収まるかは、自分基準!)
マジに今日はそれでムカついたよ。
もしかしたら普段はそんな態度の運転手じゃなくて、偶々こちらには想像もつかないやうな余程の何かがあって精神的に乱れていたのかも知れないが…いやそれでもだよね。
言い方はあれかもだが、他人には関係ないもんね。
はぁ・・・。
みなさん、高齢者を大切にしよう。
(随分と無理矢理なまとめ方の気もするが、よしとしよう。)