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遺書No.531 テンション。

※この記事は2004年7月6日から2009年7月5までの5年間毎日記録していた「遺書」の1ページを抜粋して転載したものです。

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2005.12.17
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冷たい風に吹かれ凍える両手
かじんかんだ指で描くサヨナラの合図
無理に見せる笑顔は少し切なくて
震える体を抱き寄せては最後の愛しさを重ねあう

幾重にも連なった二人の夜は
もう過去になり
後戻り出来ない週末の月は雲に隠れてしまう

街角に溢れた記憶の欠片に
思い出しては涙が滲む

冷たく澄んだこの夜の下
きっと今はどこかで
他の誰かの愛を受け止め
その温もりに安らいでいる事だろう・・・

どこへ行ってしまったんだ?
本当は、帰って来て欲しいのに・・・


・・・帰ってきてくれ。

猫のアンソニーっ!( ̄口 ̄||)



さみぃな。。。

うん、さみぃょ。。。。


でもな?


迷うなょ!


テンションあげてこーぜっ!

ゴルァァァァ━━━━━((゚Д゚))━━━━━


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2021.12.13
毎日遺書を書き始めた当時531日目の投稿内容。
猫がいなくなったんだね、寂しいよね。。


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ナツキのパパ@令和の父親アップデート作戦中!
過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。