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憂鬱に包まれた街

暗闇が静かに舞い降りて

逢えない時間が

とても 寂しくなる

悲しみに耐え切れなくて

こらえていた涙 溢れ出す

夏の恋がそっと揺れて

幻に思えてしまうよ

笑顔が愛しすぎて

早く逢いたくて

空にかかった虹の奥に君を想い浮かべる

わずかな時間でいいから

君に逢いたくて

憂鬱に包まれた街

夜の静けさに心を震わせ

逢いたい想いが

大きく 含らんでゆく

孤独に耐え切れなくて

声を聞こうと ダイヤル回す

切ない想い 逢える日まで続く

夏の恋 静かに揺れて

不安になるよ

笑顔が見れなくなる日がとても怖くて

刹那の孤独に

こんなにも弱くなってしまった



Words written in 1994.
from "黒歴史ポエム"


過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。