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遺書No.875 『右手』が『左手』の男。

※この記事は2004年7月6日から2009年7月5までの5年間毎日記録していた「遺書」の1ページを抜粋して転載したものです。

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2006.12.02
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あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ
『左腕の先にある手が左手なら右腕の先にある手は右手なはずなのに右腕の先にあった手も左手だった』
な… 何を言ってるのかわからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
催眠術だとか超スピードだとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…




こんばんわ、みーくんです。




今日は競馬の場外馬券場である、
『浅草WINS』に行きました。
チラシの街頭配布の為です。

ちなみに今更のプチ情報ですが、
みーくんといえばその筋の関係者には
『全国十指に入る程のカリスマ街頭配布人』
と呼ばれるほどのスゴ腕の持ち主です。
(微妙にその呼び名格好良くないからッ‼︎)

でもまぁ、実際その腕の方は確かです。

もしも全国街頭配布選手権とかあったならば、
おそらくかなりE線まで行くのは確実だと思っています。

そんな俺がですね、
今日も浅草のごった返す人ごみの中でチラシを巻いてた訳ですわ。

そしたらですね、
掃いて捨てる程いる競馬客の人ごみの中で、
何やら不意に俺の目を奪った一人のジィさんが現れたんですよ!!

んんん!?(*´・ω・。)


時間にすればほんの数秒もないだろう。
本当に刹那の出来事だった。

その風貌から言えば、
周りに大勢いるような競馬の客と何ら変わりない、
ごくごく普通の『競馬をしにきたジィさん』て感じです。

そう、目を奪われたその瞬間的な感想といえば、
自分でもどう説明して良いのか分かりません。
とりあえず、【違和感】があったんです。


この違和感はなんだ?('A`)


不意に気になった瞬間の事。
とくに理由があった訳じゃない。
だが違和感を感じたらとりあえず原因を探るのは自然な事で、
むしろ無意識に行われる事で理屈ではないでしょう?

当然俺もそうした訳ですよ。

とりあえず延々と続く人の流れの中で、
俺は体の動きを自動配布モードに切り替え、
その他の全ての神経をその【違和感】に注ぎ込んだんだ。

まず目が気付いたのは、
左右で色違いの手袋をしている事。
OK、それはファーストインプレッションで把握している。

だがそれだけでは、
刹那的に一瞬目が行く事はあっても、
無意識に「これは何か?」感じさせる程の【違和感】を覚えさせる事はない。

あらかじめ言っておくが、
これはあくまでも

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チラシを配っているさなか、
自分に向かって歩いてくる人ごみの中からその一人の男性に目が留まり、
それが視界に入った瞬間から違和感を覚えてもう一度見た・・・
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そんな一瞬の出来事。


・・・結論からいいます。


その違和感の正体、
それはズバリ・・・・


【両手が左手の男】だった。


・・・何を言っているか分からねぇと思うが、
俺にも何を見ているのか分からなかった。
だが起こった事をありのままn(ry

勿論、おいおいJOJOじゃあるまいし、
とか自分でもつっこみそうになったさ。

だが嘘でも何でもなくそれは、
確かに【両手が共に左手】だったんだ・・・。

(※繰り返すようだが、これはほんの数秒間の出来事だった事を理解して欲しい)

そして直後、
俺はそんな事がある訳がないと思いつつも、
全てをハッキリさせるべくその違和感を直視した。

そして、俺は正確に理解したぜ。
まさに、

『言葉』でなく、『心』で理解した!


ってやつだ。

・・・かるくグダグダになってきたので、
結論だけ言おう。

実際に両手が左手だとかいう人は、
そうそういる訳はないと思うけれど、
彼の両手が左手に見えた理由はちゃんとありました。

そう、視界に入った瞬間に違和感を覚えたその【両手が左手】の謎は、
次に改めて直視した瞬間に全て解けました。


なべつかみかよ!!!! Σ((゚Д゚)



なるほど、
その左右で色違いの手袋に見えた物体は、
なべつかみでしたか・・・。

しかも両手用のではなく、
片手用のしか持っておらず、
悲しい事にその片手用のだけは二つあったって事なんですね・・・?

でもジィさん、
鍋つかみを手袋代わりにするのやめようよ(;´Д`)


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2022.12.25
毎日遺書を書き始めた当時875日目の投稿内容。
今日はクリスマス。今年のクリスマスは色々と事件が重なって大変だったな…。
そんなイヴを越えての朝に何を投稿してんだボクは。


過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。