遺書No.713 悪魔組曲『色仕掛け』。
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2006.6.20
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甘えを捨てろ!
大人は質問に答えたりはしない!
・・・('A`)
こんばんわ、みーくんです。
疲れ過ぎててネタも浮かばない。
こんな時はね、
ひたすら思いつきだけで書き殴る、
この遺書でも第何弾になるか分からない程の、
もはや恒例の完全インスタント小説。
その名も、悪魔組曲。
今回のタイトルは『色仕掛け』。
とある大学の教授の部屋を、
若い女学生が訪れた。
「先生・・・御願いです!!
今度の試験で、どうか、、
どうか私を、合格させてください!!」
女学生は切実な願いの色を表現に浮かべており、
真剣そのものと言って差し支えないものだった。
その懇願と呼ぶに値する訴えを聞きながら、
教授は動揺することなく、静かに答えた。
「どうしたというのだね?
いきなり何を言い出すんだ。」
女学生はちょっとうつむきながら、
目を潤ませてこう続けた・・・。
「その為なら・・・
私・・・
なんでもします・・・」
彼女は教授の前に跪き、
長い髪をなで上げながら
彼の瞳を見つめ、
さらにつづけた。
「あぁ・・・なんでも・・・
ねぇ・・・
御願い・・」
教授も彼女の瞳を見つめる。
『何でも・・するのかい?』
彼女は、ためらうことなく答える。
「えぇ・・します・・」
そして、
彼女の耳元にそっと、
教授は囁いた。
『それじゃぁ・・・
してくれるかな・・・
勉強を。』
過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。