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雪のような白い肌の上を

 小風が吹き抜ける

君が歩くと風達が騒ぐ

髪が揺れては

 崩れそうな肩を包み込む

青い空の下

 雲はゆっくりと流れる

君が笑うと光達が騒ぐ

水は光を弾ませて

 桜色のマニキュアを照らす

憧れた噴水の前

 隣に座わる君は

  とても優しくて

とても綺麗だった

夏の砂浜

 暑い陽差しの下

無邪気に笑って見せる

風に飛ばされぬよう

 左手で抑えた麦わら帽子と

風にじゃれるように揺れる白いワンピース

 この時をきっと一生忘れない

とても愛しくて

 とても綺麗だった…



Words written in 1995.
from "黒歴史ポエム"


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ナツキのパパ@令和の父親アップデート作戦中!
過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。